改めてフィリピンの人口と日本の人口の推移を見ておくことにします。まずは日本ですが、
「人口の推移(1980~2015年) (韓国, 日本)」
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=LP&c1=KR&c2=JP
日本の人口は、1980年に1億1672万人だった人口が、2015年には1億2673万人。人口問題が叫ばれていますが、人数だけ見ると、1980年から現在までは1億人が増えています。
つまり現在までは、出生率は下がれど、高齢者が長生きできる環境にあることから人口が増えてきたものだと思われます。すでに日本には問題が山積みに見えますが、まだまだこれから人口問題が直撃するということでしょう。こうした流れにつきましては、個人的な意見をブログに書いていますので、もしご興味ありましたら(ブログ「20年後を考え、記者を辞めました」http://yoshi-jpn.com/496/、「将来への選択」http://yoshi-jpn.com/1203/)。
一方、フィリピン。
「フィリピンの人口の推移(1980~2015年)」
http://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=LP&c1=PH
1980年には4832万人だった人口が、2015年には1億142万人。35年で倍以上。ものすごく綺麗な右肩上がりの直線ですね。さらに、以下の記事によると、2023年に人口が逆転し、2050年には、日本は1億700万人、フィリピンは1億7000万人になるとの予測があらわされています。
「フィリピンの人口が1億人突破 2023年に日本を超える予測」
ただフィリピンでも、出生率が下がりつつあるようで、綺麗なピラミッド型からスライムのような形に移っていきます。これはどこの国でもそうですが、良い教育にはお金がかかります。そうした社会では、日本でもそうですし、周りを見ても、子供に良い教育を受けさせているフィリピンの家庭もそうで、子供の数が減る傾向にあります。
それでもフィリピンの出生率は3人以上を保ち、かつ今後お金を消費する若者層が爆発的に増えるので、私が死ぬぐらいまではその人口増加の恩恵を受けそうです。まさに70~80年代ぐらいの日本の状況ですかね。
ただし仮にセブ島の人口が倍に増えたら、市内の車が全く動かなくなりそうなので、個人的には道幅を拡げるために立ち退きを実行できる”救世主”の存在が待たれますね。「おんどれ、こら、われー」ってな感じですかね。
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