日本の景気が上向いている中、介護業者の倒産が相次いでいるようです。
「介護業者の倒産、過去最悪のペース 背景に人手不足」
http://www.asahi.com/articles/ASHBN51MTHBNPLFA00C.html
原因は働き手不足。倒産しているのは、正社員5名以下の小規模業者で、地域別では、大阪10件、愛知・福岡・北海道が4件、東京3件。
問題は介護士の給料と労働環境。
まず給料が安いと言うのは昔から言われている事。さらにその労働はあまりに過酷なため、介護士による介護者への虐待が後をたたない状況が続いています。
現在のところは、大手がカバーできるので問題ないとされていますが、10年後には43万人とも45万人ともいわれる介護難民が予想されています。非常に参考になるブログを見つけましたので、リンクを貼っておきます。
「10年後に介護難民が45万人ー母を看取った私も介護難民の予備軍」
http://www.ykako.com/care-of-the-elderly/kaigonanmin/
こうした中、日本政府も、国民に気づかれないように(多く反発が予想されるため?)、外国人労働者の受け入れを開始し、手を打ち始めていますが、圧倒的に遅い気がします(「日本の特区に外国人受け入れの流れ パソナ、フィリピン人材の家事代行で提携」http://yoshi-jpn.com/3327/)。また左記のブログでも書いていますが、日本は海外の人にとって、働き場所としての魅力はなくなっています。
日本の各所で社会制度の行き詰まりが見え、いつ破たんするのだろうという状況の日本。昔から言われている問題が、ずーーーーっとそのままになっているのは何なんでしょうか。ま、だからこそ、自分で考えて生きていかないといけない時代なわけで、どんな状況にも対応できるようにならないといけないわけですね。将来のことは自分で考えないと、若者は割を食うのは間違いないですからね(ブログ「将来への選択」http://yoshi-jpn.com/1203/)。30万円の年金をもらってる高齢者を、月20万円の若者が支える。そして将来、その若者は支えがないと予想されます。
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