ツイッターで、若い日本人留学生がフィリピンのクラブなどで羽目をはずしている状況を危惧する、セブに住む日本人の方のコメントを見つけ、RTしました。
私自身も最近、同じことを思っていたので、少し違う方向からアプローチして、私が知っている範囲で、フィリピン人に迫り、現在の状況からどういうことが起こる危険性があるのかを紹介します。もちろんもっと詳しい方もたくさんいらっしゃると思いますが、フィリピン留学をしている、これからする若い人に参考にしてもらえればと思い、私なりの認識・経験をシェアします。
フィリピン人女性といえば、日本人のイメージではやはりフィリピンパブでしょうか。またフィリピン留学をされている、もしくはフィリピンに遊びに来る男性にとっては、クラブやビキニバーのイメージが強いかもしれません。たとえそうではなくても、一般のフィリピン人の女性もかなり惚れっぽいと思います。
つまり「軽い」イメージです。
しかしそれは誤りです。一般的に、フィリピン女性の貞操観念（日本では死語でしょうか）はかなり高いです。日本でいう昭和の感じです。都会は薄れていますが、田舎の子、田舎出身の子に関していえば、かなりそうした考えが強くあります。何をしたわけでもなく、ビキニバーに行ったというだけで、白い目で見られるぐらいです。ただ最近は、外国人だけでなく、フィリピン人も含め、男性はそういうものだと、どこかで諦めている感じはありますが、根っこは違うわけです。
それぐらいにフィリピン人女性は元来「堅い」のです。
ただ日常的にフィリピンで我々が見る光景は、惚れた、付き合った、妊娠した、生んだ、の過程が、日本人が考えているより異常に早いため、より誤解を招いています。ただそれはフィリピン人の人生の中心が恋愛にあることと関係しているのであり、単に「軽い」とは違います。
またフィリピン人は、男女問わず、プライドが物凄く高いです。彼らはニコニコしていますが、こちらが彼らのそうした内面を知らずに馬鹿にしたようなことを続けていると、痛い目にあいます。
ある時、フィリピン人の男性講師たちに「自分のプライドを傷つけられたなら、人を殺してもいいと思うか」という極端な質問をしましたが、大半が迷いなく「もちろん」と答えました。もちろん、、、、、、
そしてフィリピン人は家族を大事にする気持ちがもの凄く強いんです。特に、父親の子供に対する愛情は凄まじいです。日本だと母親がそうですが、父親が特にすごいんです。だからフィリピン人で父親のことが嫌いという人は、ほとんどいないと思います。
そう。この女性像と男性像を合わせたとき、いくつか起こりそうな出来事のイメージができるかと思います。
つまり彼女もしくは奥さんが、何かのはずみで日本人と関係を持ち、それにフィリピン人男性が気づいたとき。ビキニバーなどで働く人の9割は、彼氏もしくは旦那さんがいるといわれています。また彼女たちは平気で彼氏や旦那はいないと言います。1000万円騙された人の話も聞きました。フィリピン人の彼女が会社をつくりたいと言ったそうです。しかしほんとは、フィリピン人の彼女は、フィリピン人の彼氏と結託し、彼からお金を巻き上げていたのであり、私のフィリピン人の友人が、その騙されていた日本人の男性に事実を教えてあげたそうです。
そして他にも、自分の娘が日本人に軽く遊ばれたと父親がわかったとき。
これはまずいわけです。日本人同士のような、軽い感じで考えるのはほんとによくないです。日本人の恋愛観とは全く異なります。
フィリピンの女性は、本来は「堅い」。なのに、クラブに通い金銭目的で外国人の男性をひっかけようとしたり、ビキニバーで働かざるをえない。彼らは本来の倫理観を捨て、開き直っているわけです。彼らは、一般のフィリピン人からも、すごく蔑んだ目で見られ、無視されながら、その道で必死に生きています。そんな彼女たちは我々が考えるより、ずっとしたたかに決まっています。
写真は、シヌログというお祭りのときにとったものです。あえてブレてる、雰囲気が出てるものを選びました。
また女性だけでなく、男性も含めて、この国はカソリックの影響が非常に強い国です。なので、信仰心の影響か多くの人々はいつも笑顔です。しかしそうした中で、一部の人は犯罪をし、人を殺すこともあるのです。彼らもまたそうした倫理観をどこかに置き去り、自分のため、家族のため、開き直っているのです。
日本でもそうですが、開き直っている人というのは手がつけられません。理屈じゃないからです。
実際、韓国人は頻繁に刺されたり、撃たれたりしています。韓国人と接すればわかるのですが、彼らはフィリピン人を尊重しないんですね。なので、自分の雇っているドライバーやメイドという人達に殺されたりするわけです。かなりの数のはずです。セブでもクラブの外の木に、フィリピン人のマフィアの男性の女性に手を出した韓国人がくくりつけられ死んでいるのが発見されたこともあったと聞きました。
あとフィリピンでは、殺人依頼があります。たった10000ペソ（現在22000円ぐらい）ぐらいだそうです。なので、ほんとにフィリピン人を怒らせると、簡単にやられます。特にお金持ちだそうです。私はこの国では医者と喧嘩するな、と聞きました。なので、スマートフォンなどを路上で持ち歩くのが、どれぐらい危ないかわかりますよね。10000ペソより全然高いわけです。そしれ”彼ら”は、あなたを見ているわけです。
確かに一見すると、女性と遊びたい日本人男性と、お金が欲しいフィリピン人女性で、クラブの中はwin-winになっているように思うかもしれません。しかしフィリピン女性は、男女関係をお金だと割り切れるほど軽くはないのです。何よりフィリピン人の人生の中心は恋愛にあるといっても過言ではなく、情熱的で、そして感情的です。
これが私のこれまで1年9か月にわたる生活で感じるフィリピン人のある一面です。
いろんな意見があるかと思います。たまには羽目を外すこともあるでしょう。ただ以前のブログ「フィリピン・ジプニーでネックレス引きちぎり目撃！」でも書きましたが、昼であろうが周りに人がいようが、何かあったときに、この国では誰もあなたを助けてくれません。実際、私の前職の同僚は、昼間に、人通りの多い路上で、殺されている韓国人を目撃しました。
そうしたことを知ったうえで、最悪のケースを想定し、自分の責任で行動してください。もう一度言います。人も殺されていますからね。
ランキングのご協力に、ぜひクリックをお願いいたします_(._.)_
