Facebookのザッカーバーグが、internet.orgを通じて、フィリピンでも無料ネットサービスを開始したと発表しました。
「Mark Zuckerberg Launches Free Internet Service in the Philippines in partnership with Smart!」
そのフリーアプリはSmart、Sun とTalk & Textで利用ができるようで、記事によると、ザッカーバーグが「健康、教育、仕事、コミュニケーションへのネットサービスに、フィリピンに住む人が無料でアクセスできる」としています。そして記事では、マニラのトライシクルドライバーが、ドバイに住む家族に連絡をしている様子を紹介。
アクセスできるのは、Facebook、 求人サイトのJobstreet、いろんな言葉などを調べるWikipediaや Female Network などだそう。
去年はケニア、タンザニア、ザンビア、今年は、ガーナ、インド、フィリピンでこのフリーネットサービスを展開しているようで、今後人口が伸びていくだろう国が対象になっている印象。
アジアやアフリカなど、これまで貧しいとされていた国も、こうしてチャンスを手に入れ始めており、今後そうした国から飛び出してくるハングリーな若者とどう戦っていくのかが問われているように感じます。
また今後多くの事業に、Facebook、Google、Amazonなどの超巨大企業が進出してくるのは間違いなく、そうした企業ができないことを事業のメインに据えないと、中小企業は生き残っていけないはず。さらにテクノロジーの変化についていけない企業は間違いなく淘汰され、今自分がしている仕事が機械にとって代わられるなら、将来その仕事はないのかもしれない。
今回の記事は、そうした可能性と危機の両方が垣間見られる話で、こうしたサービスが、我先にと世界中で起こっているのが、今の世界です。
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