「5月3日は雨が降る日だった」

「5月3日は雨が降る日だった」

だんだん昔のいわれが通用しなくなっていることがある。

 

例えば、1010日、体育の日。

 

10月は日本の台風シーズンにも関わらず、日本の長い歴史の中で雨が降らなかったので、その日に運動会をすることになっていた。それを知って以来、それを土日に絡めようと月曜に移動させたりすると、本来の意義が失われると、子供ながらに思ったものだ。

 

そしてかつてはフィリピンにも、そうした日があったらしい。それが「53日」。

 

5月上旬でも、54日でもない、53日。

 

フィリピンの夏は、3月から5月。そしてその後、9か月間の「雨季」に入る。1年の大半が雨季なのだ。私は、基本フィリピンはずっと夏で、雨季は「夏」、フィリピンの夏を「めっちゃ夏」と呼んでいる。

 

フィリピンは農業国。なので、昔は「53日には雨が降る」というのを基準に、農作業が進められたそうだ。

 

しかし2000年を経た頃から、これが狂いだしたらしい。

 

私に地球温暖化の議論の真偽はわからない。でも日本の四季も昔に比べ、崩れているように感じている。また別の地域の気候も入り込んでいるように感じる。

 

新しい基準を自分たちで決める時なのかもしれない。

 

昔の謂れで今まで通じていたもの、いまだに通じているものを見ると、昔の人がどれぐらい真剣にそれらと向き合ったかがわかる。科学も今のように発展してないが、その精度には目を見張るものがある。それが生死を分けたからだろう。

 

自分の5感を鍛える必要がある。フィリピン人とのやりとりで、そんなことをふと感じた。

 

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