先日参加したベトナムに関するビジネスセミナー。そこで出てきた東南アジアに関するいろんな数字が改めて勉強になったので、少しシェアしてみます。
IMF資料を基にしているデータでは、まず日本・中国・インド・ASEANの比較(2013年)。
人口 | GDP | |
日本 | 1億2706万人 | 6兆0581億ドル |
中国 | 13億6164万人 | 8兆0574億ドル |
インド | 12億6572万人 |
2兆0611億ドル |
ASEAN | 6億2188万人 |
2兆4479億ドル |
この数字から感じたことは、日本はいまだ存在感を持つ経済力のある国。そのGDPは、インドとASEANを含んだ経済規模よりも、2013年現在では大きいということ。
ただし、日本の市場規模は、人口が減少に向かっていることから考えると、将来に向かってこれより大きくなる可能性は低い。つまり中国に対して、逆転する可能性は極めて低いと言えそうだ。
また2050年には、インドの人口は19億人で、ダントツの世界第一になると言われている(中国は14億人の予想)。そして現在ですでに中国に並ぶ勢いだ。
そして東南アジアの経済成長が注目を浴びるが、インドはその全体の市場規模と、すでに同等なレベル。そこにまだ日系企業が1000社強しか存在していないのは、インドでのビジネスの難しさを象徴しているといえそう。
インドの日系企業数、1000社超える 5年で倍増
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD210KI_R20C14A1TJ0000/
日系企業に関しては、より親日である東南アジアへの進出を行っているといえると思う。ただ中国とインドは無視できない国。この両国とどう向き合うかが大きなポイントであるのは間違いない。
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