「英語が必要」は国力を反映

「英語が必要」は国力を反映

フィンランドではある程度多くの人が英語で会話ができるというニュースを見つけました。

「フィンランド人は、どうして英語が上手なの? その理由を調べてみた」

http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/16/english-finland_n_7299252.html

内容を見ると、かつてはフィンランドも文法中心の学習で会話ができなかったものの、小学生から英語の授業を導入するようになり、ある程度の水準に到達しているようです。フィリピンもそうですね。フィリピンの場合は、ほんとに裕福な家庭だと、現地語を喋ることができないですからね。

ちなみに最近日本の小学校5年生の英語の教科書を見る機会がありましたが、子供たちに英語を喋らせる気はないようです。。。あれで導入しているといわれましても、ゴールが間違っているのではと。また外国語に過ぎない英語は必要のない子もいるはずなので、選択にすべきだとも思いますね。

多くの場合、英語が必要とされる国は、国内需要が小さいことが大きな1つの要因になっています。フィンランドの場合は、人口540万人。そうした場合、海外マーケットを意識しないわけにいきません。実際、ヨーロッパでも英語が上手な国は、オランダやスイスなどの小さな国。

そうしたマーケットの大きさをもとに今後のことを考えると、中国が経済成長を遂げた場合、中国は英語を学ばなくなる可能性があるのではないかとも思うのです。インドも同様ですね。実際、日本に来ている中国人も、オーストラリアのチャイナタウンの中国人も、他の国の人に比べると、英語を喋ることができない人が多い印象です。そしてインドネシアやマレーシアのように、英語と距離をとりはじめているアジアの国も出てきています。

かつて日本は明治初期に英語をどうするかについて大激論が行われました。日本はどういう選択をとるのでしょうか。もちろん人の数だけ未来の描き方がありますが、どうか若い世代を念頭に、と思います。

 

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