撤退できることはリーダーとして立派

撤退できることはリーダーとして立派

先に書いておきますが、私は今のところ、このオンライン英会話事業を撤退する予定はありません(笑) 教育という領域は、私のパッションです。

 

ただセブ島でオンライン事業を始めようとすでに動き出していた企業さんが、事業を止めたのを聞き、その社長さんはすごいな、と思ったので、少し書き残そうと思いました。

 

この業界ははっきりいって儲かりません。ちょっと計算してみればわかると思います。だからフィリピン・セブ島の現地採用は、条件が悪いのだと思います。それにも関わらず、すでに200社を越えるスクールが日本人向けに存在しています。さらに韓国人向けにある学校数とも合わせたら、、、。

 

ちなみに、韓国人が元々経営していた語学学校を買い取って経営されている日本人の方々もいるのですが、韓国人はすごく喜んでいるそうです。なぜ?韓国におけるフィリピン留学はすでに成熟期を迎え、赤字になっているところも多いからです。ほんとに大きな学校だけが、スケールメリットを生かして生き残れているわけです。

 

たぶんその社長さんは、いち早くそういった状況に気付いたのだと思うのです。儲からないと。その上で数社がすでに有名なわけですから。ビジネスマインドであるなら、妥当な判断だと思います。

 

ただ通常、企業というのは、一度着手した事業をなかなか止められないはずです。もしそれをしてしまうと、上層部が自分たちのミスを認めることになってしまうからです。誰もそんなこと望まないですよね、普通。

 

またすでに費やしたお金は戻ってこないわけです。完全にドブにお金を捨てたことになります。

 

なんとなくでも事業を続けていれば、現場で働く人のせいにすることも可能なわけですから。企業の中には、そうやってだらだらと事業を続けて利益を失っているところもあるように思うのです。人材も投じる必要があるにも関わらず。

 

なので、今回の話を聞いたとき、その社長さんはすごいなと思いました。私なら、こういう人についていきたいと思うのです。

 

写真は、台湾の中正紀念堂にある蒋介石の像です。たまたま兵士の人が、任務終了のパフォーマンスをしている時間でした。

 

今はじめているオンライン事業の話ではないですが、私も将来的に、必要であれば、スパッと責任を持って事業を止める。そうした合理的な判断ができるように、失敗と経験を重ね、勉強していきたいと思います。もちろんそういった事業を始めない、というのが最善なわけですが(笑)

 

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