殺されたタクシー運転手

殺されたタクシー運転手

知り合いの親戚のタクシー運転手が殺されたそうです。物取りでした。犯人は20代の男性。そのタクシー運転手は60代。

 

フィリピンの2大交通機関は、タクシーとジプニー。

 

一部自前の車両を持つ人もいますが、基本的には、両方とも、オーナーに車両を借りて、差し引きで儲かった分が、自分の給料となります。セブ島では、タクシーの運転手さんは、相対的に見て、収入が悪くないのではないかと思います。運転手さんの中には、英語が綺麗に喋れる方もちらほらいます。

 

また2つの運転手さんの服装を見ると、やはりタクシーの運転手の方がずっと良い仕事なのだろうと思います。タクシーはずっと車内ですし、エアコンも効いているし、窓を閉めているからセブ島を覆う排気ガスにもさらされません。ただし1日契約で24時間レンタルしているので、タクシー運転手は、タクシーを借りたその日は24時間走り続けます。なので、営業終了間際、タクシーにお金があるのは、想像に難くないですよね。

 

そこが落とし穴になるようです。

 

深夜掴まえるお客さん。その人が普通にお客さんなのか、物取りなのかはわからないのだと思います。

 

今回のその事件が起こったのは、深夜1時。そのタクシー運転手さんは抵抗し、拳銃を抑えようとしたのだと思いますが、親指がふっ飛んでいて、その際の弾道が致命傷になったとのことでした。

 

私は普段すごく用心をして乗り物を利用していますが、拳銃強盗に遭うと、どうにもならない可能性もやっぱりあるよなと改めて感じました。乗り物、地域、時間帯、人通りなどなど。いろんな要素を考慮しながら、安全に配慮して、生活しないといけないなと、気が引き締まりました。

 

12月はクリスマスがあり、多くの人が大金を持ち歩くことは自明のこと。そうした犯罪も、起こりやすいので、皆さん気をつけましょう。

 

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