フィリピン全体にいえることらしいが、確証がないのでセブとしておきます。数人のフィリピン人たちに聞いたところ、田舎出身の場合、相手の名前で同じ出身地かどうかわかるらしい。
フィリピンは地域の単位として、バランガイ(barangay)→ムニシパリティ(municipality)→ディストリクト(district)となっています。
バランガイの人数はだいたい300人以上。そしてだいたい10以上のバランガイが集まり、ムニシパリティと呼ぶようです(セブだけかもしれません)。ムニシパリティと同規模として扱われるのがシティになるそうです。そしていくつかのムニシパリティが集まり、ディストリクトを形成しているそうで、セブの場合、6つのディストリクトから成っているとのこと。
ふと思い出したが、以前英会話の講師の採用デモをした時に、候補者の講師が普通に「バランガイ」を英語のように使い、「バランガイって何?」と尋ねたことがありますね。
そして基本的に、田舎出身のフィリピンの人達はムニシパリティの範囲の人であれば、わかることが多いらしい。
自分を振り返ったとき、日本はそんなものが完全になくなっていると気づきました。マンションの場合、「隣の人は何する人ぞ」が当たり前。かなり驚きだったのです。
ただ幼少期の頃の自分を振り返ると、確かに小学校の学区の範囲は、かなりの人間模様がわかっていたかもしれない。そしてうちの母の話を聞く限り、母の頃にはそういったことが残っていたのだと思う。
フィリピンにこうした風習が残るのかに注目している。
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