「国籍」っていう箱の話

「国籍」っていう箱の話

フィリピンにいて、ジプニーに乗って思うこと。

 

「ほんとにいろんな系統の顔がいるなー」と。

 

当たり前といえば、当たり前の話。フィリピン顔の人もいれば、マレー系の人もいる。フィリピンのムスリムの人はどこかまた違う感じ。スパニッシュはもちろん、中国系・韓国系もいる。たぶん私の場合、ここがフィリピンでなく、ニューヨークなら、どこ出身の人かわからない。

 

でも「フィリピン人」なわけだ。

 

そしてフィリピンの人たちは海外にも点々としている。ハワイの人口は20%がフィリピン人だと言われるほどだ。でも彼らの2世、3世は果たして「フィリピン人」なのだろうか。

 

日本で生まれ、日本で育つと、「日本人」になる。正確には選べる。でもアメリカ人のお父さんと、フランス人のお母さんの子供かもしれない。

 

日本だと、まだまだ一般的ではないが、世界はそんな風にまわっている。だからここにアイデンティティ・クライシスという問題も出てくるのも当然。自分自身が自己に対して持っているアイデンティティと、他人から見た自分のアイデンティティはズレが出ることもあるはず。

 

ではいっそ「国籍」という箱を取り払ってしまえば?でもそこに答えがある気もしない。現実的には、既得権が存在しているようなものなので、100年ぐらいの間は国籍をなくすなんてことも起こることはないのだろう。

 

でもその先は?

 

フィリピン・セブ島は、そんな過去の出来事や、将来の事を想像させてくれる楽しい場所だ。

 

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