愛すべき綺麗事

愛すべき綺麗事

今回帰国した時に、ゆずの北川さんと、宮本亜門さんの対談をNHKで再放送していた。

 

その中で流れていた曲が良かったので、放送後youtubeで以下の映像を見つけました。日本に住んでいる方たちはすでに多くの方が知ってるかもしれませんが、もし興味があれば、密室、もしくはヘッドセットで、ボリューム全開にして、聴いてください。

 

ゆず ワンダフルワールド
https://www.youtube.com/watch?v=adR2Ioi5gpU

 

その中でも特に、最初ピアノのイントロから入る最初のパートが個人的に好きです。

 

「機関銃を抱きしめて眠る子供が
荒れ果てた大地で夢を見る頃
まばゆい朝の光に包まれた少女は
優しい母の声で目を覚ます」

 

上記の番組の中で、北川さんは以下のような主旨のことをおっしゃっていました。

 

「出来上がった時、凄く良い曲ができたと思っていたんです。でもライブで歌ったときに、この曲のスケールに自分が完全に負けていると思ったんです」

 

すごくわかる気がした。歌詞を見ると、一見すると綺麗事が並んでいる気がする。ゆずというバンドが醸し出す”本気”が、それを「陳腐だな」の一言で片づけるのをどうにか躊躇させ、同時にそうあってほしいと思わせてくれた気がした。

 

「ヨシさんがこんなに熱い人だと思わなかったです。全然イメージと違いました」

 

フィリピンの語学学校CNE1でインターンをしていた時の生徒さんに再会した時に、そう言われた。私のイメージは淡々と仕事をしているイメージだったそうです。その方には話しましたが、いろいろ苦労しているので、そんな熱い思いは外に出しません(笑)

 

単純に世の中に綺麗事が広がっているわけではないことなどは、長く生きていればわかっています。そんなことを軽々しく言うほど、能天気ではありません。でもその綺麗事を、少しでも実現できるのなら素晴らしいなとも思うのです。だから本気の綺麗事は、私にとっては愛すべきものだと再確認しました。

 

他の人と同じ事は自分にはできないし、自分は自分でしかないのだから、自分のやれることを、地道にしていけばいい。そんなことを思い、赤塚不二夫さんのあの言葉がふと頭に浮かびました。

 

「それでいいのだ」

 

ランキングのご協力に、ぜひクリックをお願いいたします_(._.)_

 

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ オンライン英会話スクール・教室へ
にほんブログ村