犯罪者を殺害したら報奨金が出ると発表されていたフィリピンで、実際に麻薬密売人を殺害し、警察官が報奨金を受け取る事案がニュースになっていました。
「犯罪者殺害に初の報奨金、警官に計35万円 フィリピン」
http://www.afpbb.com/articles/-/3089408
フィリピンで新大統領になるドゥテルテ氏と、セブ市長に返り咲いたオスメニア氏の両者が宣言していた「犯罪者の殺害」。
ブログ「フィリピン次期大統領ドゥテルテ氏、「犯罪者を殺害するスナイパー」、「死刑」、「公の場でのアルコールは深夜2時まで」を公式に盛り込む可能性」
ブログ「フィリピン・新セブ市長も「犯罪者殺害へ報酬」を言及」
実際に実施され、平均的フィリピン人の年収155000ペソ(約35万円)が払われたということ。
フィリピン・セブではドラッグの蔓延が言われていて、前市長がそれに関わっていたというのは、フィリピン人の間では広く知られていること。実際、先日セブ市内を歩いていると「タイマ、タイマ」と声を掛けられました。誰が買っているのですかね、タイマ。。。昔はこんなことはなかったので、やはりかなり行きわたっているのだろうと思っています。
それを嫌う一般的フィリピン人の支持を受け登場したのが、ドゥテルテ氏とオスメニア氏。日本人の私から見ると、過激なやり方も、フィリピン人の多くには支持されており、今後とも犯罪者が警察官にバンバン殺されることになるのでしょう、たぶん。
警察官は、いわゆる国家権力なので、やはり私には怖く感じますけどね。
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