日本の国立研究開発法人情報通信研究機構の技術で、フィリピンの公共施設で無料Wifiを使えるような動きがあるそう。
「フィリピンのFreeWi-Fiに情報通信研究機構のTVホワイトスペース利用技術が採用」
http://ascii.jp/elem/000/001/007/1007028/
情報通信研究機構の、TV放送帯のホワイトスペースを利用する技術を使い、まだまだネット環境が不足している地域での利用を広げていくそうです。ホワイトスペースとは、テレビのチャンネル間の混信を防ぐために、あらかじめ使用していない周波数領域。確かに、フィリピンではテレビは多くの家にあることを考えると、地方でまだまだネット環境が十分でない地域に、そうした環境が届いていくことになりますね。
日本にはほとんどWifiスポットがないというのに、なんと皮肉な。。。つまり日本にも同様の技術を使って、無料Wifiのネットワークができるということですよね。オリンピックまでにそうしたスポットが必要なのであれば、これを実施すればいいのにと思わなくもないですが。この話から考えるに、明らかにそこには利権があるのが見えますね。
経済成長が順調で、それを政府が後押しする国。経済成長が停滞・後退し、さらに利権がある国。両方の国を見ることができることで、いろいろ考えさせられますね。技術など、知識と同じで、実際に使われなければ、何の意味もなさないもののはずですよね。自己満足です。
未来は突然出てくるものではなく、過去・現在の延長線にしか存在せず、現在をよく観察すると、未来の断片が見え隠れするということです。
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