記事の題名に引用された言葉。実際に記事を読むと、すごく重いテーマで、いろんなことを考えさせられた記事でしたので、ぜひお時間ありましたら、下記記事を読んでみてください。
『秋葉原事件』加藤智大の弟、自殺1週間前に語っていた「死ぬ理由に勝る、生きる理由がない」
http://www.j-cast.com/tv/2014/04/11201931.html
人は一人で生きていると思いがちだ。少なくとも、私はそう。でもそれは錯覚。
「誰にも迷惑をかけていない。」感情に身を任せ、口から出てしまっていることはある。でもそれは決して真実ではない。
「過去は変えられる」そう言う人もいるだろうが、私はそう思わない。過去を背負って人は生きているのだ。未来は変えられても、過去は変えられない。だから今を精いっぱい生きるべきなのだ。
そして何か間違いをおかしそうになるとき、一歩引いて、俯瞰的に自分を見るよう意識できればいいのかもしれない。そう、たった一人かもしれないが、そこには誰かいるかもしれない。あなたが普段見えていないだけの、大切な誰かが。
『秋葉原事件』加藤智大は、当時多くの報道で「自分は孤独だ」と言っていたと記憶しているが、それは彼から見た側面にすぎなかったのかもしれない。
そして本当に本当に、周りに誰もいないとしたら、それはあなたの生き方が間違っているのだ。間違ったら直せばいい。過去は変えられないが、未来は変えられるから。
それを加藤智大に言えたとしても、果たしてこの自殺をした弟に言えるだろうか。そして彼は絶望の淵でこう言った。
「死ぬ理由に勝る、生きる理由がない」
私には、見つけられそうにない。彼が個人として背負ったものは、あまりにも理不尽で、絶望的。人は他人に共感はできても、他人の本当の苦しみを完全には理解できない。改めて、個の唯一性と、命というものを、考える機会となった。
セブ島の自殺はダイブ http://yoshi-jpn.com/1798/
セブ島の自殺はダイブ【番外1】自殺についてのブラジル人との対話 http://yoshi-jpn.com/1817/
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