「働く」って楽しい

「働く」って楽しい

堀江貴文さんの著書「ゼロ」にも書いてあったが、働くって本来楽しいと思う。

 

やりたいことがやれていればもちろんそうだけど、やりたくないことをやっていて、その時は絶望していても(この気持ちは痛いほどわかります(笑))、結果としては楽しいと思える気がする。むしろやりたくないことをやっている時の方が、自分の人間としての幅を拡げてくれたようにさえ感じる。

 

人間は、いや少なくとも私は、やりたくないことなどやりたくはない。「やりたくないことをどんどんやります」なんていうのは、変態だと思う(笑)

 

例えば、英語も、パソコンも、自分には無縁だった。嫌いだったし、自分のワーストスキルだったし、自分の人生でやることになるとは思わなかった。でも仕事としてやらされることになったり、周りにそれが使える人がいたり、刺激を受け、興味をもつこともあるだろう。お金をもらっているから、嫌でもやらざるをえない。それが自分の枠を広げる。

 

別に働くのが人生のメインじゃないという意見もあると思う。むしろ世界はそちらが多数派だ。堀江さんの本が日本で一部の人に受けたのは、日本人だからだと思う。あそこには日本的価値観がぎっしり詰まっていた。フィリピンでビジネスをするにあたって、その考えを前提に、フィリピン人と仕事をすると破たんすると思う(笑)

 

ただ私にとって仕事は楽しい。自分の可能性を探求するのは楽しい。学びは楽しい。

 

フィリピンで出会った若い日本の大学生たちに伝えたことは1つ。キツいことがたくさんあるけど、とことんやれば、仕事は絶対楽しいということ。だから働かないといけないなんてネガティブなイメージではなく、人生を豊かにする手段として仕事を考えてほしいと思ったし、「仕事やりたくなりました」と何人かに言ってもらえた。

 

そんな私は今日も、フィリピンで、小さなポケットに、ありったけの思いを込めて、働いている。

 

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