フィリピンの同性愛者④ 恐怖体験

フィリピンの同性愛者④ 恐怖体験

同性愛者シリーズ最終回になります。

 

私は顔が四角く、結構しっかりした骨格のため、ゲイの方が好む雰囲気なのか、結構ゲイの方が寄ってきます。これを当時通っていた語学学校の講師たちに話したら、「自慢?」て言われました。。。当時「え、自慢?」ってなりましたけど(笑)

 

私は同性愛者の方がどう生きていこうが他の人同様に自由だと思っていたのですが、やはり自分が標的になる経験をたくさんすると、少なくともフィリピンのゲイの方は怖いと思っています。オーストラリアで滞在していたときとか全く気にならなかったのですが、、、

 

フィリピンで私が体験したいくつかの恐怖体験を紹介します。

 

1つ目は、以前オンライン英会話に勤務していたとき。私の職場での服装はフィリピンに似つかわしくない、割ときちんとした服装をしていました。それでも気にせずに毎日ジプニーで出勤していました。その日も同じように出勤していて、お昼間だったのですが、すれ違うジプニーにゲイの方の集団が乗っていました。そして私の存在に気づくと、周りにもの凄い車、人がいるにも関わらず、ジプニーから身を乗り出すようにして「オパー、オパー」と叫んできました。。。反対車線にも関わらず。。。私は、「こわい、こわい、昼、昼」と思いました。同じジプニーの乗客が、私をじろっと見てきましたし。。。

 

2つ目は、夜中お酒を飲み、帰宅のため、暗い道を歩いていた時の事。例のごとく道の反対側から「オパ」「オパ」と聞こえるので、無視して早歩きで歩いていました。で、100メートルぐらい歩いたときでしょうか。何気なく確認の意味も込めて振り返ったところ、私の真後ろ2メートルの所に、自分と同じ背丈のゲイの方2人が迫ってきていました。「オパー」「オパー」。夜中2時。怖すぎて、全力で走りました。無我夢中とはこのことです(笑)

 

3つ目は、これは他の体験とは比べ物にならない恐いレベルでした。この時も、飲みに行こうと、バーに向かっていたのですが、ゲイの方が歩道に立っていました。「オパ」「オパ」と声をかけてきたのですが、いつものように、無視して避けて通り過ぎようとしました。すると、彼は、私の体に手を伸ばしてきて、私を捕まえようとし、更にその過程で、最初は女性っぽい声でかけられていた「オパ」が、どんどん低いおっさんの声での「オパ」になりました。「オパ(高音)、オパ、モー、オパ、オパ、オパ(超低音)」。そして最後彼が言い放ったのがこちら。「このお腹の赤ちゃんどうするのよ!!!!(超低音)」と。女装をしていますが、見た目おっさんで、ドスの効いた低い声です。夜です。震えました。その時の彼の顔は忘れられません。相手はおっさん。力勝負になったら、どうなるのかなんてわかりませんしね。周りに物凄い数のフィリピン人がいましたが。。。でも勇気を振り絞り、何事もなかったかのように、そのまま歩いていきました。

 

先日、また彼が立っていて、彼が私に向かって「あなたの事、知ってるわ(I know you)」と言ってきました。「オレも知ってるわ」と内心思いながら、無視して通りすぎました。忘れられるわけないです、あの恐怖。

 

普通、多くの日本人の方はタクシーで移動するのだと思うので、こういった経験はないかと思い、シェアしました。最近はようやく認識されてきている感(「あいつは声かけても無駄なやつ」)があるとともに、かわし方を完全にマスターした(笑)ので、ようやく安全になってきたように感じます。それでも今までと変わらない警戒で、過ごしていこうと思います。

 

フィリピンの同性愛者 ① 社会的位置づけ http://yoshi-jpn.com/1074/
フィリピンの同性愛者 ② 増加の要因 http://yoshi-jpn.com/1095/
フィリピンの同性愛者 ③ 見分け方 http://yoshi-jpn.com/1135/

 

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