新聞記者になりたいあなたへ①

新聞記者になりたいあなたへ①

「記者志望」という検索ワードで、なぜか私のブログに辿りつかれる人がいます。なぜ(笑) 辞めましたけど(笑) そして昨日は「新聞記者 辞めたい」で辿りついた人がいらっしゃいました。。。気持ちはすごくわかります。。。そのため少し「記者志望」で検索したところ、記者志望だという大学生の投稿と、それに対する回答をみつけました。

 

そこで準備に何をすればよいかとの大学生の質問に対して、このような回答がなされていました。

「毎日4紙読むのが当たり前です。そうじゃないと、各紙のスタンスがわかりません。みんな読んでいます。」

的な内容です。

 

私の意見では、そんなことしなくていいです。やるべきことは、世の中にアンテナを張り、問題意識を持って、めちゃめちゃ勉強すればいいです。

 

大事なのは学ぶ習慣化と、絶対的な視野の広さですね。

 

そうすれば世の中に大イベントがあると、自然と新聞各紙など比較するものです。つまり直前の対策で入ろうというのが間違いですし、4紙を継続して読む必要もありません。同期には新聞を読んだことない人もいました(笑) 他にも仕事はあるわけで、記者以外はないというスタンスではなく。あなたが記者の適正があれば、それで十分記者になれます。記者になる人は、人とは違う何かを持っています。変な所も含めて(笑)

 

私は、ブログのプロフィールにも書いていますが、突然研究者の道を諦めて就活をすることを決め、1か月後には1次面接にいて、3か月後には内定をもらっていました。さらにその就活の間、大学院に収める学費を滞納していたため、3つのバイトを掛け持ちし1か月で30万円ほど稼ぎました。新聞など読む時間はなかったわけです(笑) 常時勉強していればいいだけの話です。それが習慣化していないのなら、記者という仕事はそもそもしんどいです。毎日知らないことに出合うので(私が無知だったのかもしれませんが)。

 

あとは「聞く力」ですね。発信する力ではなく、聞く力です。

 

これは絶対に欠けてはならない要素な気がします。ちなみに私は、入社試験で7人のグループディスカッションがあったのですが、60分ぐらいで2回しか喋っていません(笑) ずっと皆の意見を聞いていて、30分過ぎまで一言も喋っていませんでした。本人としては「落ちた」と思ったわけですが(笑) けどこれはすごく大事な選考基準になっているような気がします。記事は、自分の良いたいことを言うのではなく、人から話を聞かないと書けないわけですからね。

 

あと向いてないなら、ほんとにしんどい仕事なので、そもそもおススメしません。プライベートなどないので。実際2割~5割の人が10年以内に辞めていると思います。

 

写真は、マレーシアのものです。「選択肢は他にもあるゾウ」というダジャレだけのために使いました。すみません。。。

 

適正の部分だと、私は自他ともに認める、完全に記者向きの人間です。別に新聞記者になる前から、そして記者を辞めた今も、いろんなところでいろんなものを見たり、聞いたりするのが単純に好きです。異常なレベルです(笑) ずっと人と居ることができます。簡単だと思うかもしれませんが、これ意外ときついです。仕事している間、ずーーーっと人と会うわけです。プライベートもありません。田舎勤務の場合、スーパーに行っても誰かに会います。何を買っているかもチェックされます(笑) なので、同期の中には、休日は自分の部屋のカーテンを閉めきって、映画を観たり、音楽を聴いたりする人が結構いました。はたから見れば、彼らは全然社交的です。それでも切り替えが必要なわけです。「ちょっと社交的」程度ではしんどいと思います。

 

続きは次回にしますね。

 

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