6月30日に正式に決まったフィリピン新大統領のドゥテルテ氏が、すでにドゥテルテ氏節をはっきしているニュースがありました。
「3 days in Manila, 3 days in Davao for Rody」
http://www.philstar.com/headlines/2016/07/02/1598763/3-days-manila-3-days-davao-rody
以前から宣言していましたが、「週3日はマニラ、週3日はダバオ」の生活を送る予定だとのこと。また通常、大統領が滞在する大統領府では寝ないとのこと。理由はお化けの噂があるため。
面白すぎるでしょ。。。
まず1点目の「週3日マニラ、週3日ダバオ」。個人的には、それだけ移動が頻繁にあると、セキュリティ上、問題があるのかなと思うのですが、その一方で、過激派組織「アブサヤフ」の活動を含むミンダナオの治安を考えた場合、そちらの方が睨みを利かすことになるのかなとも。実際、ブログを書いている現在では、バングラディッシュのテロで複数の日本人の方が犠牲になっていますし、もはやテロはアジアでも他人事ではないわけで。
実際、アブサヤフは外国人の人質に関する交渉のために、ドゥテルテ氏とのコンタクトを望んでいます。
「Abu Sayyaf wants to talk to Duterte admin for negotiation」
http://www.philstar.com/headlines/2016/07/02/1598812/abu-sayyaf-wants-talk-duterte-admin-negotiation
そしてもう1点。これはフィリピンにある一定以上の期間滞在したことがある方ならわかると思うのですが、フィリピン人はお化けが嫌いです。というか、「お化けを感じる」と言う人間が多すぎます。。。で、私は全くそうしたものを信じていないので、正直うざいわけです笑 日本にも学生時代とか、そういうことを言う人いましたよね。あれです。
なので、フィリピンを知らない方からすると、お化けが怖いために、大統領がホテルで寝ていると聞くと、「嘘～、マジ？」と思うかもしれませんが、全然ありえます、はい。
犯罪者を猛烈な勢いで殺害しているドゥテルテ政権。そのため、殺されるのを恐れ、犯罪者が自首も始めています。
強烈な政権が、いろんな意味で、最初から強烈な個性を発揮していると感じます。
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