フィリピンの次の大統領の給料が4万ペソ増加するというニュースを見つけました。
「P41,000 pay hike for next president」
http://www.philstar.com/headlines/2016/04/19/1574451/p41000-pay-hike-next-president
4万ペソは約10万円なので、大統領の給料は16万ペソで約40万円になる試算。だいたい一般的フィリピン人の平均の10倍ほどでしょうか。
実際に、学校の先生の月給は、528ペソから698ペソ増え、最低19,077ペソから20,585ほどとのこと。また以前ブログでも書きましたが、ナースの給料は、さらに上がり26,192ペソから30,752ペソ(ブログ「フィリピンで「看護師の最低賃金、月24887ペソ」の議案を上院で承認」http://yoshi-jpn.com/3615/)。
ちなみにアキノ大統領は12万ペソとのこと。
日本人に生まれただけでなんと恵まれているのだろうと実感しますね。フィリピンの大統領は、大変な政治闘争や交渉をしても、日本円で月給30万円なんですもんね。。。
アジアの中で、一番賃金上昇の緩やかだったフィリピン(「アジア諸国の最低賃金の動向 上昇率はホーチミン(ベトナム)がトップ、最低がマニラ(フィリピン) フィリピンの最低賃金は17地区別250~481ペソ」http://yoshi-jpn.com/3666/)。今回の上昇は、フィリピンの経済の好調を示す一方、民間企業でも、賃金の上昇が波及してくることになるサインかなとも感じます。
フィリピン大統領の給料。フィリピンのSMモールのオーナー、ヘンリー・シー氏を知っているだけに(「フィリピンの巨大モールSMの創業者「ヘンリー・シー」の有名なエピソード」http://yoshi-jpn.com/3176/)、割に合わないなとしか思えませんね。。。
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