コカインを密輸した罪に問われたフィリピン人が、ベトナムで終身刑が確定したことがニュースになっていました。
「Pinay faces death in Vietnam for cocaine smuggling」
http://www.philstar.com/headlines/2016/04/16/1573373/pinay-faces-death-vietnam-cocaine-smuggling
そのフィリピン人は女性。彼女は2013年に、1.5キロのコカインをベトナムに密輸しようとしたところを空港で捕まったそう。彼女はカタール航空で、ブラジルから来たそうです。
彼女は3000ドルで、ドラッグを運ぶ役を受け、飛行機のチケットやビザは準備されたとのこと。そしてマニラではさらにもう一人のフィリピン人を掴まえようとしているそう。
謎にインターナショナルですね。。。つまりお金に困っている層ではなさそう。
そうしたことを考えると、この3000ドル、高くついてしまいましたね。自分の命と3000ドル。でもフィリピンと関わって実感したことは、決して命の値段は同じではないという現実があること。数万円のiphoneを強奪するために、銃が出てきますし、ヒットマンは1万円ほどで雇えるわけです。
なので、まだフィリピンに来たばかりの4年以上前、ある日本人の方に「絶対にフィリピンで医者ともめ事を起こしてはダメですよ」と教えられ、それは、つまり「お金持ちと争ってはいけない」という意味で、今でも私の教訓になっています。ヒットマンを雇われて、ジ・エンドだからです。
なので、自分の主張はきちんと通しますが、必ず言い方などは気をつけるようにしていること。それが国外で生きると言う事だと思っています(ブログ「フィリピン社会で生きていく」http://yoshi-jpn.com/916/)。
ただこれはフィリピン人だけではない話。以前、日本人の方も数千万円を内緒でフィリピン国内に持ち込もうとして没収されたニュースを見たこともあります。凄いですよね、数千万円。。。
どこの国でも、こうした犯罪に関わる人は一定数いると思います。でも日本のパスポートの便利さを維持するために、日本人の方はどうか国外で犯罪をしないようにしてほしいなと思います(ブログ「「世界最強のパスポート」はドイツ、順位を下げた日本」http://yoshi-jpn.com/3829/)。
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