日本人の方々がノーベル賞を受賞した。
ノーベル物理学賞に赤崎勇氏 天野浩氏 中村修二氏
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141007/k10015208401000.html
その中で中村さんは徳島大学を卒業し、徳島の日亜化学に入った方。そこで20年働き、青色発光ダイオードの開発に成功した。昨日のニュースにお兄さんが出ていたが、間違いがなければ、父の元同僚の方のはず。
徳島の2大企業といえば、日亜化学と大塚製薬。一昔前には、一太郎を開発したジャストシステムもそこに加わっていたが、今や使う人をほとんど見ない。
この2大企業が徳島を支えている。この2大企業が危うくなると、徳島が危うくなる。これは地元の人には自明のこと。そして青色LEDはいまや世界中で作り始めているので、日亜化学も苦労しているという話をよく聞く。
しかし昨日のインタビューで中村さんもおっしゃっておられたが、「田舎からでもやればできるのだと、子供たちに知ってもらいたい」との言葉は、徳島を知っているだけに、余計に実感する。ここからでも、そんな研究ができるのだなと。
何かに取り組んでいると、場所や環境や能力など様々な要因のせいにしたくなるものだが、「成功者」になる人達も、苦しい時間を過ごしている。ただそれを苦しいと思うか、楽しいと思うかの違いだし、「難しいのかもしれないが」と前置きして、「好きな事を見つけて一生懸命やるだけ」という氏の言葉が、それを物語っている。
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