松田議員「私が海外に旅行して、11月からクリスマスの雰囲気になっていたら、その国の民度に疑問を抱いてしまうでしょう」発言にフィリピンを思い出してワロタ

松田議員「私が海外に旅行して、11月からクリスマスの雰囲気になっていたら、その国の民度に疑問を抱いてしまうでしょう」発言にフィリピンを思い出してワロタ

松田公太議員のブログで上記の発言が書かれていました。

 

「早すぎるクリスマス」

http://blogos.com/article/142506/

 

松田さんの発言の主旨は、ブログを書かれた日が文化の日であるにも関わらず、11月に入り、日本の各社CMがクリスマスムードになっており、日本の「季節」の尊重が、日本のクリスマス商戦の前倒しによって、ないがしろにされているとのことに対してのもの。

 

この発言の主旨自体は理解できますよね。

 

ただし、日本のマーケットが小さくなる中、小さなパイの奪い合いになっているわけで、仕方がないのかなと。背に腹はかえられませんからね。ハロウィーンを見てもそうですよね。完全に商業ベースですもん。それこそ松田さんがおっしゃられてるとおり、各経営者が考える事なのかなと。

 

ただこのブログの中で2点気になったことがあります。

 

1点目は「民度」という言葉。2点目は、海外に長く住んだことがある松田さんにも関わらず、「11月のクリスマスの雰囲気があると、その国の民度に疑問」と書いてしまう点。

 

まず私は学生時代、思想史を研究し、言葉に敏感になっているからかもしれませんが、「民度」という言葉を使う人がいると、その人の考え方に一定の疑問を持つようになっています。「民衆」も同じ類の言葉です。なぜなら、そこには自分はその「民」の一人という意識が欠けていると感じるからです。自分は民ではないということでしょうか。はたまた自分を「民」だとして自分のことも批判しているのでしょうか。ただし後者の場合、こうした発言にならず、自省に向かうはずです。なので、私は「あなたはどこ目線?」だと感じてしまうのです。

 

2点目は、フィリピンは9月からクリスマスです。日本人の私からしたら意味不明です。でもそれが彼らの文化です。そして彼らにとってのクリスマスの重要性を許容することは、フィリピンでお世話になっている自分からしたら大事なことなのかなと思っています。

 

もちろん松田さんの場合、伝えたいトピックがあり、こうした文章になっているのは理解できますが、海外が長い松田さんが、多様性への配慮に欠けた発言になってしまっているのは残念だと感じました。ちなみに私は松田さん好きですよ。だからこその、うーーーんです。

 

ま、日本で記者として働いていたときは、クリスマス当日でも、クリスマス発言を許されていないような雰囲気だった職場。現在の私は、フィリピンの影響で、9月から「クリスマス~」と言っている方が幸せだなと思うようになっています。

 

ランキングのご協力に、ぜひクリックをお願いいたします_(._.)_

 

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 英語ブログ オンライン英会話スクール・教室へ
にほんブログ村