フィリピンの公立学校の教師

フィリピンの公立学校の教師

最近フィリピン人たちと、フィリピンの公立校の教師の話になった。

 

多くのフィリピン人が公立校の教師という職につきたい。安定していて、信用があり、「先生」と呼ばれる。退職金も半端ではない。田舎では絶対的な力を持つ。ただし、ペーパーワークがかなりある。これが私の認識だった。

 

ただフィリピン人の一人がこう言い出した。

 

「教師は1日中、席を立たないんですよ」

 

私「???」

 

日本では教師は1日中立っていた。少なくとも私の育った徳島ではそうだ。板書をし、教室を回り、生徒が真面目に授業を聞いているか見て回っていた。これが私の「公立校の先生」のイメージだ。

 

ところがフィリピンでは彼らは席を立たないそうで、私は「板書は?」と聞いた。

 

「それは生徒の仕事ですよ。字がきれいな人が選ばれて、彼/彼女が教科書の内容を黒板に書くんです。そして他の生徒はそれをノートに全部うつすんです」

 

マジか。。。全員が首をたてにふる。

 

また一人がこう言った。

 

「私のおじさんが教師だったんですが、朝8時半になっても寝てたんですよ。そして9時になって寝間着のまま、学校に行ったんです。そしてパンチカードだけ通して、帰ってきて、こう言いました。『オレは今勤務中だ』」と。

 

日本の教師はちゃんとしてる。子供心に「ちゃんとしてないなー、この先生」と思ったものだが、立派な人たちに見える。レベルが違う。。。

 

もちろんちゃんとしている人たちもいるんだろうが、フィリピン人皆が言う。「情熱持っていた人たちも3年でスポイルされる」と。]

 

フィリピン、改めてスゲーな(笑)

 

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