先日フィリピン人たちと話していた際に、フィリピン人たちが、中国人・韓国人・日本人が喋っているモノマネを始めました。
フィリピンの人たちは、子供のころから、少なくとも2か国語(地域の言葉と英語)を学んでいるためか、言語の特徴を掴むのが上手だと感じています。
そして、ふと「中国語と韓国語、日本語は、フィリピン人にはどう聞こえているの」と私は尋ねてみました。
すると「日本語が一番キツイ」との回答。中国語が一番キツいのだろうと考えていたので、意外でした。「え、日本語がキツイの?」と。中国語より、韓国語より、日本語がキツいようです。
彼らは「中国語と日本語の関係は、タガログ語(フィリピンの一応標準語?)とセブアノ(セブで話される言葉)のような関係」と言いました。彼らにとって、セブアノはタガログに比べキツく、日本語は中国語に比べキツイとのこと。中国語って相当キツイと感じている私には、それより日本語がキツイと聞こえているとのことが驚きでした。
この流れで、かつて台湾で仲良くなった中国人の友人が「台湾の言葉は、女性の言葉みたいだ」と言っていたことを思い出しました。彼にその理由を尋ねたら、すごく弱々しいからと話していました。日本人の私には、中国語よりも台湾語の方が、音が優しくフレンドリーに聞こえていたので、中国人にはそう聞こえるんだなと思ったものです。
英語に馴染むようになってからは、日本人の話す英語の母音の音は、相当強く聞こえるようになりました。日本語を全く知らない外国人にとっては、そのストレスの強さがすべて。ああ、なるほど、そういうことかと腑に落ちた思いがしました。
今後は日本語をフィリピンで大きく話すには、場所によっては、多少配慮がいるのかもしれないなと学んだ気がします。
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