韓国ウォン安?フィリピン留学ブーム終了? セブ島から韓国人が消えた

韓国ウォン安?フィリピン留学ブーム終了? セブ島から韓国人が消えた

韓国人が消えたというのは言い過ぎですが、最近、セブで明らかに韓国人を見る機会が減ったという気がしていました。ここからはあくまで推測です。

定かではありませんが、1つは韓国のウォン安が大きく影響しているのかなと思っています。

「韓国経済「ウォン安=良い」とならないワケは?」

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46142

この記事によると、ウォンの対ドルレートは

1月初めは、1ドル=1099ウォン

2月15日に、1ドル=1206ウォン

2月22日には同1233ウォン

約1カ月半で1割の変化。確かに10万円のものが11万になったら嫌は嫌ですね。セブのモールで買った韓国のインスタントラーメンが、25%オフだった理由を、私は後で知りました。なので、韓国ラーメンが好きな人は今がチャンスです(笑)

ただ「たかが」1割の違いと見ることもできます。実際韓国の水準は日本並みにあがっているからです。

そして、「韓国人少なくない?」というのは、昨年ごろから個人的には感じていました。個人的に思い当たるもう一つの原因は、いわゆる韓国人の中でのフィリピン留学ブームの終わりの可能性ということ。少なくともセブ島では。

その契機になったのは、韓国人男性とフィリピン人女性との間に生まれたコピノ問題が裁判問題になっていることが原因なのかなと推測しています。

実際、4年前私自身がオーストラリアからフィリピンに英語を学びに行くという話をした際に、明らかに韓国人女子たちが、「何をしに行くの?」という態度をとったからです。そう、韓国人にとって、フィリピン・セブ島は遊ぶところ。そしてバギオは勉強するところ。実際語学学校の私の韓国人クラスメイトもそう言っていました。

その結果、韓国人の子供を身ごもるフィリピン人女性が増え、それが裁判問題になっています(ブログ「フィリピン人の「Korean Go Home」に韓国人男性がショック」http://yoshi-jpn.com/3248/)。こうした背景を、韓国人の親御さんたちが嫌がるのも無理はないかなと。

あと韓国人がフィリピンを選択しなくなったと考えられるもう一つの可能性は、韓国の経済的な成長。4年前、韓国での物価や給料は、だいたい日本の80%ほどでした。それが同等、もしくは逆転するような流れが出てきつつあります。そうなった時に、韓国人は、あえてフィリピン留学をするかなと。彼らの権威主義的な考え方からすると、ネイティブの国に行く人が増えているのではないだろうかと。

実際、日系の語学学校がたくさんできる中、韓国系の語学学校は減っています。そして韓国系の学校の中には、学校を日系の学校にうまく売れたと思っているところもあると何度か聞いたことがあります。

最近セブ島では明らかに日本人の方をたくさん見かけるようになりました。ただ基本的に、「韓国人は韓国人と」、「日本人は日本人と」つるんでいる人がほとんどなので、以前と今を比べても、フィリピン人目線では何も変わらないようにうつるのかなと、感じたりしています。私は相変わらず「コリアノ」ですしね。。。

 

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