フィリピンの過激派4組織が団結し、ISのカリフの樹立を宣言したというニュースを見つけました。
「過激派組織 フィリピンで「ダーイシュ（IS）のカリフ制国家樹立を宣言」
http://jp.sputniknews.com/asia/20160111/1419231.html#ixzz3wzM151GC
そのフィリピンのリーダーは、「アブ・サヤフ」のリーダーの一人。
ちなみに「アブ・サヤフ」の事件については以前書きました（ブログ「ISIS(イスラム国)関連のアブサヤフに誘拐されていたとされる韓国人男性の遺体を発見@フィリピン」http://yoshi-jpn.com/3593/）。「アブ・サヤフ」はミンダナオでよく聞くイスラム過激派で、今回の件には、アブ・サヤフが関わっているそう。
ちなみに、ISはアジアでの拠点を探しており、インドネシアで探しているということについても以前書きました（ブログ「インドネシアにISIS（イスラム国）の拠点計画 世界テロ指数でインドネシアは33位、フィリピンは11位、日本は「最も安全な国」」http://yoshi-jpn.com/3661/）。ただインドネシア政府はテロの撲滅に力を入れているので、フィリピンから先に立ち上がったような形。
今回の件は、フィリピンの過激派が、いわゆる組織ネットワークの中で、良いポジションをとるために行われたものと見えます。何でも先に始めた人が、ポジションをとるのは世の常。
それにしても、、、ひえー。ですね。
フィリピン政府はどう対処するのか。フィリピンが海外からの投資などをどんどん呼び込めるのかに関わるので、すごく大事ですね。
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