フィリピン大統領選で、ドゥテルテ氏が支持率で1位に躍り出たことがニュースになっていました。
「最新の世論調査でダバオ市長が支持率38%で1位に躍進。ポー氏らをごぼう抜き」
http://www.manila-shimbun.com/category/politics/news220857.html
最近、大統領選に関するブログが続いてあれですが、大事なことだと思っているので、今回も大きな流れが見える話のため書きました。世論調査の母数はあくまでも、成人1200人が対象で不確定要素もまだまだありそうですが。
記事によると、今回の支持率は
1位 ドゥテルテ氏 38%
2位 ポー氏 21%
ビナイ氏 21%
4位 ロハス氏 15%
とのこと。抜きんでています。そしてポー氏はたぶん支持率があっても、資格がないという判決が出たので(ブログ「フィリピン・次期大統領選の最右翼のポー氏がまさかの脱落!」http://yoshi-jpn.com/3630/)、ビナイ氏、ロハス氏との三つ巴の様相ですかね。
ドゥテルテ氏の地方別支持率は、ミンダナオ50%、首都圏48%、ビサヤ44%。ルソンでも僅差の3位。社会階層別でも全階層でトップとのこと。
圧倒的ですね。私も個人的にドゥテルテ氏を支持しているので、一番最初の大統領選のブログはドゥテルテ氏のことを書きました(ブログ「“武闘派”ダバオ副市長は次期大統領の候補@フィリピン」http://yoshi-jpn.com/3343/)。
ただ上記のブログでも書いていますが、国際的世論では彼は危険視もされています。あと教会がドゥテルテ氏の出馬を否定すれば、彼は出馬を取り下げるとも発言しているので、この辺りが今後の情勢と関わってくるかなと。あとテロの活動が盛んになってきているので、もしドゥテルテ氏が当選すれば、ミンダナオのダバオ市の治安には不安要素が増えるのは間違いないと感じます。
意外に人気とかだけでなく、実績を大統領には期待するフィリピン人。そうした意味でも、ドゥテルテ氏が一歩抜きんでたのを示しているのかもしれません。
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