まずはASEANの10か国を確認してみます。
インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの以上の10か国。
次に数字を見ていきます(2013年、IMFより)。
人口に注目すると、
2億4364万人のインドネシア、9965万人のフィリピン、9147万人のベトナム、6504万人のタイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ラオス、シンガポール、ブルネイの順。フィリピンは、2014年現在、1億人突破してますね。
GDPで比較すると、
9979億ドルのインドネシア、3980億ドルのタイ、2890億ドルのマレーシア、2788億ドルのシンガポール、2334億ドルのフィリピン、1433億ドルのベトナム、ミャンマー、ブルネイ、カンボジア、ラオス。
国民所得の場合、
まず日本より高い51250米ドルのシンガポール、37415米ドルのブルネイがダントツの年収。続いて、9725米ドルのマレーシア、6120米ドルのタイ、4096米ドルのインドネシア、2342米ドルのフィリピン、1566米ドルのベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー。
数字には出ないリスクがたくさんあるのは間違いないので、単純に数字だけで語ることはできません。
例えば、シンガポールはすでに日本の平均給料を越えている。が、シンガポールの家賃や生活費はとても高い。単純に額面だけで比較すると痛い目を見ることになるので、注意が必要ですよね。その他にも、宗教の問題であったり、犯罪の部分であったり。人を雇う立場では、転職が当たり前であることも重要ですね。
そしてこうした比較で気づいたこと。
一番は、やはりインドネシアが一番大きな発展の可能性を持っているのではないだろうかということ。人口がダントツで多く、伸びしろがまだまだありそう。シンガポール、ブルネイ、マレーシアはすでにある程度成長してしまっていそう。またフィリピンは、犯罪に巻き込まれる危なさがあるが、東南アジアの位置づけの中では悪くないのだなということ。たくさんの日系企業が進出しているベトナムはもちろんだが、カンボジア、ミャンマーは市場として面白そうということ。
いろんな国に実際に行ってみたくなりますねー
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