昨日マッサージに行った。
女性のマッサージ師を勧められ、いつも通り「野郎で」と答えると(ブログ「僕とフィリピンとマッサージ ② 野郎」http://yoshi-jpn.com/1212/)、店員が怪訝な顔に。「コイツ、ゲイかしら(想像です)」
私が「力が強い方が良いから」というと、少し納得したようだが、「(今そこにいる)彼はあまり力がないです、サー。だから女性はどう?」と。なので、渋々女性を選択(笑)
どうやら新人さんのようだった。力の入れ方が均等ではない。素人感が溢れるマッサージだ。一生懸命な時、疲れた時、寝ている時(笑) すべてが手にとるようにわかる(笑) 正直者なフィリピン人。
大学が卒業の時期になり、たくさんの学生が社会に出る時期。
そんな中、一番新人さんの影響が出るのがモールのスーパーマーケット。
ただでさえ列ができるのに、新人だと手に負えない。「この国に来て長く経つ僕は平気になったんだ、こんなこと」。そう思って5分、10分列に並ぶ。そしてずっと状況が変わらないのが続き、私はこう思いました。「私は自分の心にウソをつきました。。。」と。
お客さんから支払いでカードが出る、問題が発生する、客から文句が出る、時には涙が出る。。。20歳で社会に初めて社会に出た女の子はこんな事で泣いてしまう。フィリピン。日本でこれだと即アウトだ。人に厳しい国、日本。
そうした時のフィリピン人マネージャーのあやし方は、学ぶところがたくさんだ。決して怒らず、ユーモアを入れ、泣きを止め、作業に戻す。
私も以前オンラインに勤めていたとき、講師の作業が遅く、終了時間を過ぎても終わらず、泣きながら作業していた講師がいたが、チャチャをいれながら、最後まで待っていた。こういうのが、何気に大事だったりする。
遅いのを温かい目で見られる余裕を身につけたい。まだまだ修行が必要だ。
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