先日、海外の友人がスカイプで連絡をくれようとしたのですが、うまくつながりませんでした。ここでフィリピンのインターネット事情に関して、少しお話ししたいと思います。
写真は、おなじみグーグルさんです。
オンライン英会話を受講する際にも役に立つ情報だと思いますので、参考にしてみてください。
フィリピンのオンライン英会話を受講していて、ネット回線の悪さを体験されたことがある方もいると思います。それには以下のような背景があります。
まずフィリピンでは回線がまったく安定していません。これはどこのプロバイダーを使っていても、です。
使用しているプロバイダーによっては特定の時間にネット回線が込み合います。それに加えて、一般的にネットが不安定で、例えば、大雨の影響を受ける、5分後には10分の1のスピードになっているというようなものです。長く安定していることもあれば、頻繁に不安定であることもあります。そしてこの例外は今のところないように思います。
使用しているプロバイダー、あとどれぐらいの早さのネット回線を引いているかによって環境は改善されますが、その回線速度が落ち込んだ時は、どんなネット回線も漏れなく遅くなります。
ですので、「完全な」ネット環境を常時提供するというのは、現時点のフィリピンでは不可能です。もちろんより良いネット環境の提供は可能ですが。
ただ海外にいる相手側の努力で状況が改善することがあります。
日本のネット環境をもとに説明しますが、相手のネット状況は、良くない方から、
スマートフォン・タブレットなど→ADSLの無線→ADSLの有線→光の無線→光の有線
となります。
なので、光の有線が最も良い状態となり、スマホなどは一番悪い状態となります。
ただ一概に光といっても、一軒の家で1つの回線をしようしているのか、マンションタイプで複数の部屋でシェアしているのかでも違います。前者の方が良いわけです。
そして最後に、嘘みたいなほんとの話。
フィリピン側と相手側の相性です。例えば、日本側の2つの家が同じ光の有線を使用しているとします。たとえそうだったとしても、片方は快適につながり、もう片方はつながりさえしないということが起こります。
なので、オンライン英会話の体験レッスンは、回線の相性の確認のためにこそ重要です。
オフィスでレッスンを提供しているスクール(業界用語でオフィス型)の方が、ネット回線がより良いのが一般的ですが、そこで相性が悪ければ、基本的には、その相手側の方がネット状況を改善させない限り、基本的にはそのスクールとの間のネット状況は同じままが続くと考えられます。同じ回線を使用し、レッスンを提供しているからです。
それに対して、家で講師がレッスンを提供している場合(業界用語でホームベース型)だと、ネットの回線は比較するとあまりよくありませんが、ある講師とはつながりが悪いけど、別の講師だと問題ないなどの現象が起こります。それはネット環境を各講師個人に委ねているからです。
以上、オンライン英会話を受講する際に知っておくべき、フィリピンのネット事情です。
日本の方が想像するよりフィリピンのネット状況は悪いです。なので、オンラインスクールを利用される際は、そのネット環境の限界性も意識すべきです。それが嫌ならば、日本の英会話スクールに通うか、留学をおススメいたします。そうすればネットの問題はありませんので。スクールで、根本的なネット環境を変えることはできません。ここは日本でも同じかと思います。
利用される場合でも上記のような事情を知り、フィリピンのネット環境の限界、また自分側でネット環境の改善ができることを知っていることは、スクール側にも、生徒さん側にも、有益で必要な情報だと思いましたので、シェアしてみました。
それでもオンライン英会話は非常にコストパフォーマンスの良い英語学習ツールだと個人的には思いますので、ぜひ英会話を学んでみたい方はトライしてみてください。
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