久々のカメラと100年後

久々のカメラと100年後

母から帰国前に写真を撮ってもらえないかとお願いされた。

 

お題は、母たちのNPO法人が行う地元の神社での植樹祭。神社で子供たちが桜の木を植えるというもの。

 

かつて集まっていた子供たちが、神社から遠ざかって久しい。そうした子供たちが、神社で桜を一緒に植えることによって、1年に何度か子供たちに訪れてもらいたいという。

 

実際、参加者は100人を越えていた。スゲーな。。。とにかくどういう写真が必要なのかわからなかったので、とにかく写真を撮った。家に帰って数えると、500枚を超えていた。

 

記者時代は、1枚で完結する「最高のもの」を撮ればよかったが、何枚か使用するとのこと。自分の中で構図が決まっていないので、とにかく撮った。記者時代は、「基本的にこうした内容の記事を書く予定。だからこうした写真を撮ろう。」原稿が先で、それに最適の写真を撮る。記者にとって、写真は原稿と一対。

 

また神社の写真撮影は難しい。宮司さんは、基本的に行事の事を考えており、カメラマンなど気にしない。シャッターチャンスはあっという間で、境内での行事は淡々と進む。しかも建物内。今回もそうだった。。。だから記者時代は、しつこく段取りを確認した。記者だからなせる業。

 

その後、親御さんと参加しているお子さんたちが、スコップを使ったり、手で砂を掴み、植樹。

 

「この桜は100年後まで生きる」

 

イベントの最後その言葉を聞き、「そっか、100年後の世界に自分はいないけど、この桜は生きてるかもしれないんだな」と。

 

小さなたくさんの種が、今も世界中で芽を出しているに違いない。

 

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