皆さんは占いって信じますか?私は基本的に信じませんが、良い事は素直に聞き入れ覚えています(笑) たぶん皆さんも同じですよね。
そんな中で、私が覚えている2つの占いがあります。それは、その2つの占いが私をヨイショするものではなかったにも関わらず、結果的に良いものだったからです。
1つは7年前です。新聞社に入社し半年がたち、同期がいた北海道・釧路を訪ねたときに、私たちは夜の港町に飲みに出ました。年末で雪がチラついていたように思いますが、その際に訪れたバーのマスターが見てくれたときのものです。
飲んでいる途中で、突然同期がマスターの占いが有名だからと、マスターに私の占いをお願いしました。それでマスターは私の手相を見てくれました。確か左手がポテンシャルで、右手が現状と言っていたように思います。その時、マスターがいいました。「(特別な才能のない)普通の人の手ですね」と(笑)。まあまあ、普通ですからね。ただその後マスターが言ったのが、「才能に溢れている人は成功しないんですよ。私は1000人以上の手相を見てきましたけど、成功する人の手は普通であることが多いです。ただし人生の中で、自分がやりたいことに対して、膝を曲げてバネをきかせる(我慢する)期間を持ったか、またどれだけその期間が長かったかが重要なようなのです。あなたはこのまま続けていれば、いつか成功されますよ。今まで苦労されましたよね」と言われました。私が自分自身について、あまり話してないにも関わらず。
何か胸が熱くなったのを覚えています。当時大学・大学院での苦学生をようやく終え、第1希望の新聞社に入社しました。けれど自分の希望の記者の部署に配属されず、さらに仕事の編集もうまくできず、来る日も来る日も、そりゃもう、怒られ続けました。全フロアーに響き渡る大きな声で「お前、日本語を知っているのか!」と言われたことも、日常茶飯事でした。当時会社を何度も辞めようと思いましたし。だから、年末の寒い釧路のマチで聞いたその占いは私の胸に染みたのです。また私は自分に何か才能があると思ったことはないです。だから必死こいて生きています(笑) だからこの占いは何かシックリきて、いまだに忘れられません。隣で、私の同期が「女性問題で苦労する」と言われていたのも、説得力をあげましたしね(笑)
もう1つは3年半前です。たまに地元で行く整体師の先生が占いをされるのですが、仕事を辞めた3年半前に先生が「今ではなく、3年後に事業を始めるのが良い」とおっしゃられました。ただ当時、すでに保育園の準備を進めており、「3年も待つなんてできるわけない」と猛反発した記憶があります。ただ結果、その保育園の話は自分の中でシックリしなかったためストップし、結果、紆余曲折をへて、まるでその時期に合わせるように、今回の話になりました。まさにその先生が言っていた最高のタイミングで始められることになったのです。
私はその時期に合わせたわけではありません。一番最初のブログ記事でも述べていますが、半ば諦めそうになっており、他の国に行く準備も進めておりました。それが、突然話がトントン拍子で進み、今まさに激流の中におります(笑) その先生によると、私は自分の運命を変えてきたようで、「すごく苦労したでしょう」と母に話したそうです。ええ、まあ(笑)
私の信念の1つは、時代に合わせ、自分の正しいと信じることへひたむきにやっていれば、最高のタイミングで、最高のチャンスが来るというものです。ときに自分など信用できなくなるかと思います。特に若いときですね。私も20代前半はまさにそうでした。先の見えない人生の真っ暗な道を、ただ孤独に歩いているように思え、よく不安で泣いていたように思います。当時は睡眠時間が1、2時間で、月に1回は寝ながら鼻血が出る状況だったので。写真のように、綺麗に、クリアに、人生の道は見えないですしね。
ただ自分が掲げた目標の1つ1つを常に成し遂げてきたことが、自分が自分を信じてあげられる根拠になっています。
当たり前ですが、占いは補助的なものにすぎないですよね。最も大事なのは、今まさに自分が何をやっているか、そしてその方向が正しいか、これに尽きると思うのです。明日も、そしてこれからも、変わらずにいたい気持ちです。
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