フィリピンのマニラで中国人が誘拐され、身代金を要求される事件が増えていることを警告しているニュースを見つけました。
「MRPO warns of rise in kidnapping, extortion activities」
http://www.philstar.com/headlines/2016/07/31/1608512/mrpo-warns-rise-kidnapping-extortion-activities
記事によると、今年11件。すべてはマニラで起こったそう。
誘拐全体の数は減っているが、中国人の誘拐が増えているそう。理由は、中国人被害者たちは、フィリピン政府とのコンタクトを避け、巨大な身代金を即刻支払うためだそうです。
身代金を即刻支払うことは、次の犯罪を助長します。かといって、すぐに対応しなければ、殺される可能性もあるわけで。
フィリピンでお金持ちの多くは、チャイニーズ・フィリピーノ(中国系フィリピン人)。さらに現在は中国からたくさんの人がビジネスをしにフィリピンに入ってきている状況。
イタリアのサッカーの有名チーム「ACミラン」が中国企業に買収されるのは記憶に新しい話で、日本にも中国資本が入り込んできているのは自明の話。中国の「爆買」が日本経済に大きな影響を持つようになっているのも事実。
「中国人はお金を持っている」
そういう認識がフィリピンで確固なものになりつつあるのかもしれません。
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