フィリピン・セブ市長、Michael Rama氏が60日の停職の命令を受けたというニュースを見つけました。
「Suspension order served on Cebu City mayer」
http://www.abs-cbnnews.com/nation/regions/12/10/15/suspension-order-served-on-cebu-city-mayor
「Palace defends suspension of Cebu City mayer」
https://www.abs-cbnnews.com/nation/regions/12/10/15/palace-defends-suspension-of-cebu-city-mayor
昨年Labangonというバランガイの道路で、道路の中央に花などが飾られたスペースをもうけるという計画を市長がつくったにも関わらず、市長自身がそれを反故にしてしまったため。それだけなら何の問題があるのだろうと思ったものですが、その計画にはバランガイの30万ペソ(約80万円)が使われたためで、人々が怒っているとのこと。ただ額が低いな。。。と思っていました。
すると、やはり追加の記事が出てきました。内容は政敵が動いているのではないかというお話。
「Cebu City mayer: LP rival behind suspension order」
http://www.abs-cbnnews.com/nation/regions/12/12/15/cebu-city-mayor-lp-rival-behind-suspension-order
上記記事によると、政敵は来年の市長選でライバルになるらしいTomas Osmena氏。そしてOsmena氏が属するLPはアキノ大統領も属する与党。それに対して、現セブ市長のRamaが所属しているのは、副大統領であるビナイ氏側。
なるほど。ロハス氏vsビナイ氏の構図で見ると、セブ市長選も同様の構造がそこにあるのかもしれません。なぜ大統領のオフィスが命じたのか、勘繰りをいれてしまいますね、このタイミングでは。フィリピンの政治はまだまだ全然知識がないですが、それでもそこに権力のパワーバランスがあるのだと、大統領選も含め、感じています。
またRama氏は実際、黒いうわさもあり、ビナイ氏と近いということを知り、なるほどと腑に落ち側面もあります。現市長は来年の選挙では厳しい戦いを強いられるのではと感じています。
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