2014年、フィリピンのスマホ市場で、地場メーカーのチェリーモバイルがサムソンを大きく引き離し、1位に出たようです。
「フィリピン、2014年のスマートフォン出荷トップ5のうち3社が地場メーカー:東南アジア3位の市場へ」
http://wirelesswire.jp/2015/05/30435/
フィリピンでのスマホ順位は以下のようになっているそうで、地場のメーカーが5位までに3つ入っています。
1位 cherry mobile
2位 サムソン(韓国)
3位 Myphone
4位 レノボ(中国)
5位 Torque
フィリピンでもスマホが市場の47%を占め、1260万台になるようになっていて、この順位を決めるようになっている要因としては値段。アジアでは、インドネシアが2500万台、タイが1650万台になっているようですが、今後はフィリピンが2位に伸びてくるそうです。現在フィリピンの携帯ショップに行くと、ブランドを選ばなければ、1台あたり1200ペソ(3000円)ほどでスマホが売られていたりしますもんね。
2012年、フィリピンに来た当時、フィリピンでスマホを持っている人はそこまで多くなく、スマホを持っているのは、裕福な層、外国人の恋人がいる、クラブのお姉ちゃんなどに限られていました。またその際も、ほとんどの人が持っていたのはサムソンだったように思います。
ところがそうした状況が一変し、地場メーカーが台頭しているとのこと。正直、チェリーモバイルとサムソン以外のメーカーは全く知りませんでした。そしてサムソンですら、すでに価格競争で厳しくなっているようです。
これまでも「グローバル」であるとともに「ローカル」であることが求められてきましたが、アジアやアフリカが成長してくるにしたがって、これまでの、先進国のモデルをいじるだけでローカルでも受け入れられていたものが通じず、ローカライズが本格的に必要になってきているのかもしれません。
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