フィリピンでチキンラーメンを食べた。
年配の方は当然知っていると思うが、チキンラーメンは世界初のインスタントラーメン。日清食品の看板メニュー。その創業者は安藤百福さんだ。チキンラーメンが先に売り出されヒットし、日清食品という会社が後からできた。
お恥ずかしながら、私が百福さんの事を知ったのは亡くなられた日だった。当時は新聞記者だったので、必ず数紙読む必要があった。記憶が確かなら、前社の夕刊社会面の1面だったように思う。当時の記事の内容のおかげで、ここまで覚えている。
百福。ものすごい名前だ。これで「ももふく」と呼ぶ。
記事の内容が鮮明で、いつも「食」といえば、百福さんを思い出すようになった。名言集をネットで拾ってみました。興味ありましたら。
「安藤百福の名言集」
http://systemincome.com/main/kakugen/tag/%e5%ae%89%e8%97%a4%e7%99%be%e7%a6%8f
記事の内容は48歳でチキンラーメンを発売したこと。そして戦争を経験し、空腹を経験し、「世の中の人がお腹いっぱいであれば、世界はきっと平和になるだろう」という思いで、事業を立てたことだった。アンパンマンのやなせたかしさんも同様の思いで、アンパンマンを描いたというのも読んだ記憶がある。なので、食への思いといえば、この二人が思い浮かぶ。
「食が世界を救う」
まだまだ豊かではなかった日本で、お腹を空かせて育った少年たちの「食」への思い。そしてそれが果たした功績。
フィリピンでそんな昔ながらの素朴な味、チキンラーメンを食べながら、フィリピンの明るい未来を想像してみた。
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