子供に寛容なフィリピン

子供に寛容なフィリピン

先日ジプニーに乗っていた時のこと。前には女の子を抱くお母さんがいた。

 

突然、その女の子がゲロを吐いた。ジプニーは横揺れになるので、三半規管が発達していない子供は、車酔いして吐くことが結構ある。さっきまで笑顔だった子が突然だ。何度も見たことがある。私も小さい頃、いつも車酔いで辛い思いをしたから、よくわかる(笑)

 

その隣には、大学生の男の子。彼の太もも部分は、ゲロで汚れ、灰色の制服の色が変わってしまった。もちろんお母さんはすぐに謝る。男の子はハンカチでそれを拭くと、それ以上何も反応しなかった。気にかけていない様子をするためか、黙って携帯をいじっていた。

 

フィリピン人はそんなことまで考えていないかもしれないが(笑)、素敵だなと思った。文句を言う、突然席を立ち出ていく、というのが、日本で一番考えられるような反応な気がしたのだ。

 

フィリピンのように何でもいいよ、と、私は自由に子供を育てようとは思わない。小さい怪獣がたくさん育っていて、それに頭を悩ましているフィリピン人をたくさん知っているからだ(笑) そしてそのためだろう、意外と自分の家の子供以外は子供が好きではない人も結構いる。私は子供が超好きなので、子供と遊んだりするのだが、フィリピン人は意外とそういうことをしない気がする。私が遊んでいるのを見ているか、子供の行き過ぎを注意するか(笑)だけだ。

 

でも子供に寛容で、子供の可能性の芽を摘むようなことを大人が言わないのは、フィリピンの素敵なことだと思う。それが勘違いの人をたくさん生み出したりもしているけど(笑)、良いことだと思うのだ。

 

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