ジプニーは、フィリピン庶民の足。歩くのが嫌いなフィリピン人にとって、ジプニーはとても大事です。
そのジプニー。日本のデコトラ（装飾されたトラック）のように、デザインが派手です（写真）。真っ赤などの原色に彩られるど派手な車体はもちろんなのですが、さらに絵などが描かれています。
また実際に乗ったことがある人はわかると思いますが、天井がすごく低いジプニーもあります。首がやられます(笑) certificationという許可証が貼られていないジプニーも走っています。結構時間帯として混んでいるのに、あまり人が乗っていなければ、許可証がなかったりします。ジプニーの外からなぜわかるのだろうか、いつも不思議です。ま、特に何も問題はないんですけどね。
そして昨日はジプニーから衝撃の現場を見ました。フィリピン人のおばちゃんが、サザエさんのわかめちゃん状態だったのです。これはわからない世代の人もいるのかもしれませんが、そう、スカートより目線はずっと高いにも関わらず、普通にパンツが全開でした(笑) それを見て、私の前に座っていたフィリピン人の若いカップルも爆笑していました。やはり普通ではないようです(笑) フィリピン、まだまだ奥が深いです(笑)
そんな中、たまに音楽を流しているジプニーがあります。地元の曲か有名な洋楽が流れていて、多くのフィリピン人はその音楽を口ずさんでいます。まるで「オンボロバー」のようで、変な一体感があります(笑) 音楽が好きな私はそんな様子が嫌いではありません。
ただし、たまにウオークマンを聞きながら、あの狭い空間で、一人でめちゃデカい声で歌う輩もおり、それは嫌いです(笑) 意味がわかりません。
そして先日、いとしのエリーのリメイク版が流れていました。こちらの人に聞くと、あの原曲が「いとしのエリー」だと知らないようです。自然と私も口ずさんでいました。フィリピン化です(笑) そしてリメイクしている歌手（フィリピン人かな？）が、変なアレンジをせず、原曲の感じで歌っていたので、セブ島のジプニーの中で、改めて「いとしのエリー最高だな」と思いました(笑)
ジプニーは、フィリピンに関する気づきがたくさんある、毎日乗っていても飽きない空間です。
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