私はなぜあれほど学生時代、英語が嫌いになったのだろうと、ふと考えてみました。
よく考えてみると、私はそもそも、中学と高校では、習う勉強量が全然違うということに気づいてすらいませんでした。学校以外で勉強をする習慣が皆無であった私は、高校に入り、少しずつ、そして確実に、授業の内容がわからなくなっていったのです。
そしてある日、担任でもあった自分の英語の教師に質問しました。「先生、英文読んでたら、知らない単語がいっぱい出てきて、全然文章の意味がわからないんやけど」と。それに対して教師はこう言ったのです。
「周りから推測したらわかると思うよ」
今思えば、この一言が、僕の英語人生にほぼピリオドを打つことになったわけです(笑) もちろん私もテストを含め英文がわからないのだから、当然推測なんてしているわけでしょう。あがくでしょう(笑) 別に悪い点数がとりたいわけじゃないのだから。それが駄目で聞いているのです。ただその教師は5か国語を話せました。その教師にとっては英語など朝飯前だったのやもしれません。。。
写真は、29歳のときにはじめて行った海外旅行のタイです。英語力ゼロでしたが、この旅行で訪れたタイとインドで、アジアの活気を感じ、この旅行が私の人生を変えたのかもしれません。きっかけはひょんなところにあるもんですよね。
あの時、教師が最低でも言うべきだったのは間違いなく、
「単語、どれぐらい覚えてるの?」
だったはずです。私は結局、高校3年の6月ぐらいまで、英語の単語帳というものの存在すら知りませんでした。塾に行っている子たちにとっては当たりまえだったのかもしれませんが、勉強の話をするような生徒ではなかったサッカーモンキーな私は(笑)それすら知らなかったのです。教師がそういった話をしてるのを聞いたこともありませんでした。
もしくは教師は、適切なアドバイスができるよう、せめてその時にきちんと私の話を聞くべきだったと思います。現在、私のオンライン英会話スクールの授業を、友人たちにトライアルで受けてもらっていますが、彼らのレッスンをチェックすれば、どのスキルが足りていないか、どういった学習が必要かということは、一目瞭然です。
もちろん何の関心もなく、モンキーであった私に大部分の責任があるかと思います。ただ私は浪人し、そこで受けた予備校の授業がビックリするぐらい論理的でわかりやすく、改めて学ぶことが好きになったので、教師の適切なアドバイスがあれば、未来を変えられる生徒はたくさんいるのに、と思ったものです。
この辺りの思いは、ほんとに大事にしている部分なので、しっかり頑張らないと。
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