個への偏重、小さく、弱く

個への偏重、小さく、弱く

先日イギリスでスコットランドの独立を問う投票が行われた。結果は反対多数で否決されたが、あのイギリスが分裂する可能性があった。そしてそれに呼応するように、スペインでは、バルセロナを中心としたカタルーニャ地方で、住民の中で、独立の機運が高まっている。

 

国も独立すると、力がない存在になる傾向がある。2011年に独立した南スーダンは、1人あたりのGDPは1200ドル。一部の人が富と軍事を支配し、避難民は100万人以上出ているようだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3

 

個というものの主張が先で、全体としてのバランスは2次的になっている。

 

企業経営もそうだ。大企業のように、規模を出そうとすると、時代の変化に対応できない面はいなめなく、ネットを活用した小規模での経営を目指す傾向にあるのではないかと思う。ダイエーでさえ、あっという間に消えたのだ。変化が急激な時代。時代で生き残るために、企業は必死だ。

 

ただ規模が大きければ大きいほど、多くの人の雇用を生み、多くの人の生活に貢献できる。働きの悪い人がいても、全体として利益を享受できる。

 

でも大企業が減る時代に入ると、何か突出したスキルなどがないと、雇用はされにくくなる。時代はそうした傾向にある。一方、組織が小さくなれば、企業の利益率などの話ではなく、それだけ社会全体としての利益は減る傾向にあると思う。

 

だから多くの雇用を生もうと努力されている、規模を出そうとしている経営者の方を見ると、尊敬に値する。ブラック企業だろうが、雇用を生む企業は必要な存在だ。それで生活できる人がいる。

 

変化に対応するか、時代をけん引するか。後者の、規模を目指す企業が減っているだけに、その存在は希少だし、目指している企業は尊敬しています。

 

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