今日は、矢野経済研究所さんの資料に基づき、e-learningとオンライン英会話の市場規模について見ていきます。
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1089.pdf
e-learning市場規模 この中でのB-Cの市場規模(オンライン英会話を含む)
2009年度 637億円 84億円
2010年度 660億円 100億円
2011年度 675億円 115億円
2012年度 683億円(見込み) 125億円
2013年度 692億円(予測) 133億円(予測)
この数字のすべてがオンライン英会話ではないので、この数字より小さいとは思われますが、市場は大きくなっているかと思います。また言語の壁を越える戦略を練り、実行できれば、市場は日本に留まらず、世界に広がります。そういう意味ではこの事業は魅力的です。
ただし他のブログでも述べておりますが、オンライン英会話スクールの数もすでに200を超えています。つまりその外から良さそうに見える魅力のためにたくさんのスクールが参入しているのです。
しかし当たり前ですが、そんな単純なものではありませんよね。
まず200もスクールがあると、そもそも普通の方が知っているでしょうか。実際、多くの日本人の方は「オンライン英会話スクール」と聞いたとき、まずその存在を知っている方が半数ほどだと思います。更に私の友人たちに聞いたとき、複数のスクールを知っている人はほぼいませんでした(笑) 有名校をいくつか知っている程度ですよね。
写真はレアジョブさんの本ですね。今回ブックオフで見つけ、購入しました。読む時間はまだないですが。。。
また1年以上働いた経験で、フィリピン人のマネージメントはそんなに簡単ではないということです。特に彼らはボスに本当の気持ちは語りません。そしてほとんどの日本人の意識は、フィリピン人の意識とズレています(笑)
実際セブ島では、参入しようとオフィスまで借りていたスクールが、撤退した話も聞きました。儲からないんですね、特に後発組は。
私の場合は、どんなにシュミレーションしても、当分の間記者だったときの給料に売上すら届きません(;´Д`)
利益じゃないですよ、売上ですよ!
そこから講師の給料、税金、オフィス代、パソコン等の必要機器などの費用を払うと、、、、更に円安の追い打ち。。。。考えないようにするしかありません(笑)
ただし私はこのオンライン英会話事業は、教育への大きな可能性を秘めていると思います。また自分の情熱を傾けられる領域です。なので、自分のコンセプトをしっかり持ち、他のスクールさんからも学び、切磋琢磨して、生徒さんにとって1つの選択肢になれるように努力していきたく思います。
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