母がチケットを持っているという偶然が重なり(稲盛さんの講演に行くという母親を尊敬します(笑))、稲盛さんの講演に行きました。全国で10講演のうちの1つがこの講演でした。
写真は講演会場の入口にあり、本日のテーマは「人は何のために生きるか」でした。
今日の講演は、、、、、正直つまらなかったです(笑) 「勉強になりました!」とかいうべきかと思いますが、私はそういうお世辞は言えません(笑) 特に目新しい事はなく、普段から自分が意識していることが多かったからですね。もちろん、うーーん、という部分もありますし。年齢もあると思いますし、もう引退されているからだと思うのですが、まるで仏のようで。。。(笑) 私は信者ではないので、稲森さんがやられている盛和塾の方が「感動しました!」というのを聞いて、「本心か!」と(笑)
ただ皆さんのために少しまとめてみると、以下の3つが話のテーマでした。
1、運命と、それを変えていける因果の関係
人は運命があるけど、善き心で善き行いをしたら、良い方向に人生は好転する。その逆も然り。
2、JAL再建を引き受けた理由は3つの意義
- 日本経済への影響
- JALに残された社員とその雇用
- 飛行機を利用する国民のため人生の目的は心を磨くこと
3、人生の目的は心を磨くこと
少し宗教みたいですよね(笑) 私は運命論者でもありませんし。あと自分だけに焦点を当てていたのも少し残念だった部分ですね。確かに、稲盛さんがきっかけでJAL再建が行われたものだと思いますが、そこには現場で頑張る多くの方の協力、努力があるからです。そこに言及しなかったのは残念でした。
ただ講演で、私の心に残った話も1つあります。それは、人生の中では、災難だけでなく幸運も”試練”の1つだということ。幸運で舞い上がってしまい、慢心し、謙虚でなくなってしまっては、人生は悪い方向に一気に転がり始めるということ。ここは凄く肝に命じる必要性を感じました。ただ私の場合、当分慢心できるような予感はゼロですが(笑)
今日の講演に対しては厳しい意見を書いていますが(笑)、経営経験のない私は、たくさんのことを稲盛さんから学ばせていただいています。
「値決めは経営である」
これは稲盛さんの言葉の中で、私にとって、シンプルにして、最も大事にしている言葉です。
私は3年半前に記者を辞めるずっと前から、ずっと学校をつくりたい、教育に携わりたいと思い、いかに事業を継続して良い教育を提供し続けられるかを考え続けております。そしてCNE1でのインターンを終え、真剣にフィリピンで学校をつくることを考えてからは、ホントにこの言葉がグルグルグルグル頭の中を駆け巡り、自分のプランを根底から叩き潰し続けております(笑)
しかしだからこそ、事業を始める前から自然と思考が鍛えられ続けたものとも思います。あとは実際にやりながら、ホントに追い込まれ、泣かないようにするだけですね(笑)
今日の講演で、稲盛さんの時代は終わったのだということを強く感じました。そして求められているのは、そうした凄い実績を持つ誰かを祭り上げたりすることではなく、私たち1人1人若い世代が、主役になるべきだということな気がしています。皆さん、頑張っていきましょう!
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