2年前、巨大台風「ヨランダ」で甚大な被害を受けたフィリピン・レイテ島で、当時避難物資として届いた米の一部が埋められていたことを国が認めたことがニュースになっていました。
「VIDEO | DSWD-8 admits burying 284 sacks of rotting rice in Leyte town」
2年前の巨大台風「ヨランダ」に関するブログはこちら。
「巨大台風の被害とフィリピンでの報道」http://yoshi-jpn.com/867/
「【レイテ島の台風被害】電話そのものがなかった」http://yoshi-jpn.com/886/
「台風ヨランダ レイテ島のある女性の話」http://yoshi-jpn.com/1198/
もう2年が経ったんですね。あれはショッキングな出来事でした。一晩で、町の一部が消えてしまったんですからね。台風発生当時、890という今までの人生で見たこともないヘクトパスカルを確認し、急いで食べ物・飲み物を確保したことを思い出します。
また当時、世界中から援助金や支援物資が届きましたが、実際に被害者の手にまで行き届いておらず、どこに行ったのかが、フィリピン国内でも一つの大きな焦点になっています。
そうした中で、今回、4000のうち283の米袋が腐ったという事実を隠すために、埋められていたことが政府に認められたわけですね。それにしても残念ですね。それだけのお米があれば、多くの方が当時十分な食べ物がないなか空腹を満たすことができただろうに、と思わずにはいられません。
ただこれはまだまだ一部で、巨額のお金がどこに流れたのかも今後見つかればいいですね。日本にいると、物資が届くのは当然のことですが、フィリピンではまだまだそんな状況にないことを示しています。郵便は届くかいつもドキドキします。
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