アブサヤフに10か月前に誘拐されたとされる韓国人男性の遺体が、野菜などをいれておく大袋に入れられ、道路脇で見つかったとされるニュースを見つけました。
「Elderly South Korean man kidnapped by Abu Sayyaf militants 10 months ago found dead in a sack」
アブサヤフは外国人を誘拐し、どんどん殺害しています（ブログ「フィリピン・サマル島の拉致 犯行はISIS（イスラム国）関連の武装グループ、人質映像を公開」http://yoshi-jpn.com/3537/）。
先日ロシア機が墜落した事件も、ISISが犯行声明を出していますが、ちょっと人間の仕業ではないですね。無差別テロばかりで、もはや出くわせばアウトです。
韓国人の男性は、今年1月、彼の家から警察官に変装した5人組に連れていかれたそうで、彼の家族には5億ペソが要求されたそうです。結果は最悪の結末です。日本人ももはや例外じゃないので、海外に住む方は特に要注意です。
さらにこの記事によると、前回のサマル島で襲われたカナダ人2人、ノルウェー人1人、フィリピン人1人に加え、オランダ人1人、マレーシア人2人、そしてなんと日本人の方もいるとのこと。全く知りませんでした。どうか無事に帰ってきてもらいたいものです。ただどうすれば救出できるのかとなると、私には策は何も浮かばないです。
彼らの勢力は弱まっているそうですが、その資金を捻出するために、外国人の誘拐をしているようなので、特にフィリピンのミンダナオに行く方は用心してください。
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