「紙幣に女性」の10か国 フィリピンはホセファ・リアネス・エスコダと、アキノ現大統領の母親

「紙幣に女性」の10か国 フィリピンはホセファ・リアネス・エスコダと、アキノ現大統領の母親

2020年までにアメリカの10ドル札に女性が選ばれるようで、下記記事にすでに女性が載っているとして10か国が紹介されています。

「These 10 Countries Already Have Women on Their Currency」

http://time.com/money/3754777/countries-women-currency/

シリア、フィリピン、トルコ、メキシコ、アルゼンチン、ニュージーランド、イスラエル、スウェーデン、オーストラリア、イングランド。なんでこれらの国が記事に選ばれたんだろう?日本も与謝野晶子が載っているので、理由がわからない。。。

フィリピンでは、500ペソ札と1000ペソ札に女性が載っています。

500ペソ札には現アキノ大統領の母親、コラゾン・アキノ氏。夫のベニグノ・アキノ氏とともに載っており、フィリピンで初の女性大統領で、さらにアジアで初の女性大統領。任期は1986年―1992年の6年間。夫のアキノ氏が暗殺された後、長く続いたマルコスに選挙で勝ちました。下がアキノ氏の暗殺の時の映像です。

「【事件】 ベニグノ・アキノ氏暗殺(1983年)フィリピン独裁政権を揺るがせた85秒」

https://www.youtube.com/watch?v=DtEFdKuLgdo

そして1000ペソに載っているのは、女性解放家のホセファ・リアネス・エスコダ。その他の男性は、ホセ・アバッド・サントスとビセンチ・リム。全員が日本軍への協力を拒否して、殺害された人物のようです。まったくこうした歴史を知らなかったです。

なんか1000ペソの見え方が違いますね。日本軍がしたことの重さを突きつけられているような気がします。それでもフィリピンの人にそれで批判されたことがないんですよね。彼らは「過去は過去だからね」と。でもだからこそ、私たちの多くはそうした歴史的事実を知らないのだとも感じます。許されてることにあぐらをかいちゃダメですね、きっと。そんなことを知ったフィリピン紙幣でした。

ただ一言言うと、1000ペソは使い勝手は悪いんですけどね。。。

 

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