フィリピン人を侮辱する内容のコメントをFacebookにあげたフィリピンに住んでいたタイ人が、仕事を解雇され、タイに向け帰国させられる流れのようです。
「Thai National Koko Narak Fired From Job After Calling Filipinos as “Stupid Creatures”」
そのタイ人は、フィリピン人をFacebook上で「pignoys」「Stupid Creature」「low-class slum slaves」と呼び、フィリピン人にはオフィスでの仕事ではなく、メイドやジェニター(掃除をする人)が似合っているとコメントを上げていました。さらにジョリビーがタイにできたとしても、タイ人はあんなおいしくない食べ物は食べられないから、3カ月で潰れるだろうなどの内容をポストしています。それを見た会社が解雇。そして移民局に報告し、それが事実であるか調査中で、その後、帰国される運びになりそうとのこと。
以前、シンガポールで、シンガポール人を侮辱するフィリピン人が、解雇され、帰国させられる事案もありました。
「Singapore hospital fires Pinoy nurse over FB rants」
こうした事案は、2つの注意すべきポイントがありそうです。
1点目は、FacebookをはじめとしたSNSの影響力。一見私的なものに思えますが、その範囲にとどまらず、解雇という事態にまで結びついています。
2点目は、こうした事案が、たった1件でもメディアでとりあげられることで、お互いの国民の間で、物凄い悪影響を与える可能性があるということです。なぜならまだまだ交流が一部に限定されている状況では、タイ人みんながフィリピン人をこう思っていると受け取られかねないからです。
日本人にとっても、対岸の火ではない話です。交流がますます増える時代。特に海外で住む人は、当然考慮すべき配慮があるということですね。
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