White-Underwear Man。誰のことかわかりますか。
これは「変態仮面」の英語訳になります。たぶん私の世代、現在30歳前後の人はわかるかと思いますが、少年ジャンプで昔連載になっていたマンガで、主人公の男性がパンティを被ると、スーパーヒーローになるというおバカな内容です(笑) でも一世を風靡しました。
フェイスブックで、フィリピン人の友人が映画版「変態仮面」の映像を見て、爆笑しているコメントを見つけました。私も今年8月に帰国した際、主演をつとめた鈴木亮平さんの紹介で流れた映像を見て、弟と大爆笑していたので、思わず反射的に「いいね!」を押してしまいました(笑)
そして更に、その中に「こやつやるな」というコメントを1つ発見し、心の中で「そうそうそう」と思わず大きく同意したので、そのコメントをそのまま載せます。ちなみにフィリピン人のコメントです!
「This is Hentai Kamen. How could they name him White-Underwear Man. 🙁 」
(訳:これは変態仮面だよ。どうしてWhite-Underwear Manなんて名づけたんだ)
このフィリピン人は 「変態=Hentai」という言葉を知っている気がします。「変態」という言葉は、結構外国人が知っている言葉になっています。良いことか悪いことかはおいといて(笑)
これで一つ思い出したエピソードがあります。シドニーに住んでいた時、バイト先の日本人の男性と一緒に、フリーの英語の勉強会に参加したときのことです。
先生役だったオーストラリアの男性は大学院で数学を学んでいて、その私のバイト先の日本人男性が、なんで数学なんて勉強しているんですかと質問しました。するとオーストラリアの男性は「すごく難しくてわからないことばかりなんだよ。けどそこがいいんだ」と返事しました。その時に、そのバイト先の日本人男性が、もの凄い小さな声で「ああ、変態ってことね」と言ったところ、オーストラリア人の男性は日本語を少し勉強していたらしく「HENTAIじゃないですよ」と間髪いれず返ってきたので、参加していた日本人全員が大爆笑しました(笑) 「え、知っているの?」と(笑)
そう、「変態=HENTAI」という言葉は、オーストラリア人の男性も知っていたのです。
写真はシドニーのオペラハウスになります。ほんとに綺麗な景色です。
なので、このコメントを残したフィリピン人も、「変態」という言葉を知っていると考えられるし、その言葉は決して「White-Underwear Man」では取って代われないということをそのフィリピン人は知っているのです!
おバカな話にも関わらず、思わず熱くなってしまいました(笑) でも言葉って、本来は簡単に置き換わらないですよね。英語もそうですよね。「変態仮面」に関するコメントで、そんな言葉の奥深さを再発見しました。と同時に、日本語のニュアンスに関するコメントを、外国人であるフィリピン人がしてくれていることに嬉しさも感じました。
そうです。あなたの隣にいるその外国人も、「変態=HENTAI」、知っているかもしれませんよ(笑)
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