比と日本のパーソナルスペース

比と日本のパーソナルスペース

日本人とフィリピン人では、パーソナルスペースの広さが全く違うように思います。

 

パーソナルスペースとは、簡単にいうと、人との間に一定に保たれる距離ですね。フィリピンの場合、かなり近いです。それに貢献しているのが、間違いなくジプニーだと思われます(写真)。

 

特にモールでジプニーに乗り込んだ場合、ジプニーがぎちぎちになるまで人が乗り込みます。まさに密着です。昨日は隣の兄ちゃんが、ジプニーの中で、まさかの貧乏ゆすりをする人で、まるで私も貧乏ゆすりをしてるようになりました(笑) 気持ち悪いし、勘弁してほしいです。。。

 

またジプニーの中では、支払いは、ドライバーもしくはコンダクター(金の受け渡しをしたり、「アヤラ、アヤラ」(笑)などと呼び込みをする人)まで、人づてに行われます。その時、セブの場合、隣の人への頼み方は「パリホ」(お願い)か「ペテ」(支払い)ですね。

 

なので、日本のように、電車のつり革が触れないみたいな、「他人を汚い」とするような(笑)態度や習慣はうまれにくいですし、その支払いのお願いを無視していると、日本人の私が見ていても、感じの悪い嫌な奴になります。なので、多くの人はきちんと対応してます。日本だと、「コインにおっさんの汗が。。。」みたいな反応がありそうですもんね(笑)

 

あとジプニーで支払いをして、お釣りがある場合、2つの質問に答える必要があります。「何人分か」と「どこまでか」です。後者は必須ではなく、基本料金が8ペソなので、それを差し引いて返してくれることも多いです。ただ昨日は支払った後、ドライバーが何か言ってる(私はビサヤを基本覚えていません。覚える気もありません(笑) ただ数個覚えていて身を守るのに効果的に使っています)ので、普通に「1人」だけ答えると、どうやら場所を聞いていたようで、ジプニー内の30人ぐらいが一斉に私の方を見て、何か言いました(笑) まさに即席ミニコミュニティです。

 

そしてその密着している場所で、対面でカップルが座り、ずっとお互いに手を握り、見つめあっていたりもします。隣でどういう反応していればいいのかわからんし、出にくいし、支払い頼みづらいわ(笑)

 

このパーソナルスペースの近さが、男女の恋愛を発展させるのに貢献もしていると思います。日本だと恋人ぐらいしか入り込めないパーソナルスペースの領域に、ガンガン他人が入りこんでくるのです。こちらだと、友達同士でもくっつき過ぎていて、同性愛者もたくさんいるので、傍から見ていると、どういう関係なのか(恋人なのかただの友達か、ただの友達か同性愛者同士か)わからないことがよくあります(笑)

 

昨今、日本では晩婚化が進んでおり、出会いがないという声を日本にいた当時聞くことも多かったように思います。良くも悪くも、現在の日本ではこのパーソナルスペースが十分に確保され過ぎていて、シャイな人などが恋愛に発展しにくいのかなと、フィリピンと比較すると感じます。

 

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