初めての外国人が僕たち

初めての外国人が僕たち

以前、日本人の友人と、フィリピン人の友人の地元に行きました。セブのど田舎です。

 

地元の長距離バスに乗って、かれこれ3時間。。。そしてそこからが本番。バイクで山の中を1時間走り、ようやく、という場所でした。お尻が大変なことに。。。。私たちは、チキンまるごと1羽をお土産にお伺いしました。

 

着いた場所は、一面緑が広がっている集落。ほんとにご近所同士皆知っています、という小ささ。またお伺いした家には、ほんとに子供が山ほどおり、日本ではしばらくお目にかかってなかったような風景で。そして言葉とかいらないんですよね。子供を追っかけたり、逆に隠れたり。すごくかわいいんです。

 

写真が、その集落です。緑以外ほんとに何もないですよね。ちなみにフィリピンでは、実家や親戚の家に、知らない人が来ても普通なようです。。。はじめ「え、親戚の家?無理でしょー」と言っていましたが、問題ないのです。ちなみにセブ島の一大イベントのシヌログの日には、勝手に知らない人が家に訪ねてきても、ご飯をご馳走しないといけないそうです。。。知らない人にご飯。。。なんで(笑)

 

私たちは、そのフィリピン人の友人の家以外にも、その付近を散策し、地元の学校にも行きました。路肩には、店というにはあまりにも簡素な造りの露店がいくつかあるだけ。多くの人たちが、その周りで作業したり、座ったりしていました。

 

でも彼らはただ私たちを見ているのです。私の知っていたフィリピン人は、シティに住んでいたり、講師であったりするため、外国人に慣れています。でも彼らはそうではなかったのです。遠くから見ている感じです。そこに超フレンドリーな私の友人がガンガン絡んでいく(笑) 写真もどんどん撮る。人気者になる(笑) そして地元の子供たちとバスケをする。。。

 

他の島に行った際も、お母さんといた女の子の写真をとろうとしたら、照れながら顔を隠し走って逃げていきました。ただ遠くで、柱の陰から私の様子を伺っているのです。私の知っていた多くのフィリピン人は、ほんとに写真が好きなので意外でした。彼らのFBは彼ら自身の写真で溢れています。。。

 

こうした経験で、私がそれまで持っていたフィリピン人のイメージは一面に過ぎないのだと思ったものです。フィリピン人とはこういう人というのは一概に言えないよな、と。当たり前ですけどね、傾向がある程度です。結局、個人個人ですからね。

 

私たちは夕方になり、真っ暗な道を再びバイクに跨り、山を駆け下り、その後、バスに乗って市内に戻りました。ただローカルの普通のバスに乗るのですが、座席のスペースが足りず、半分しかケツが乗らない半分空気椅子のような状態で、3時間ほど踏ん張ったわけですが。。。それ以降エアコンバスしか乗らなくなりました。。。エアコンのためではなく、きちんと座るためです。。。

 

ただ最近知ったのですが、その土地に外国人が来たのは、私たちが初めてだったようです。日本人というだけではなく外国人です。確かにそういうこともあるよなと、改めて思いました。

 

そうなると、そのときの自分の行動は日本人としてどうだったかな、変じゃなかったかな、と考えるものです。彼らにとっては外国人、そして日本人といえば、私たちなわけです。別に好きになってもらう必要はないと思うのですが、「日本人」と聞くと、マイナスのイメージを抱かれるようになるのは、やはり寂しいので。

 

もちろん私にできることは、個人としてきちんとしたことをやるだけなんですけどね。でも国に関係なく「カッコいいな、この人」って子供に思ってもらえるイメージって、きっとあると思うので、なるべくそうありたいなと思うわけです。顔の話ではなく、、、、、ね。

 

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